魂と出会う旅(11)


『久しぶりの京都』

伊勢から車を飛ばして京都へ向かう。
京都は強い思い入れのある土地。

高校時代に約一ヶ月の間、下宿していたのが、
下鴨神社の周辺。

当時は神様のこととか日本のことはほとんど
知らなかったが、とにかく下鴨周辺に惹かれて
ここに1ヶ月間滞在した。

あれから20年以上の時間が立っているが
当時と同じ場所に立つと、その記憶が蘇ってくる。

懐かしい空気を感じながら
下鴨神社と上賀茂神社に参拝。

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参拝していた時にふと気づいたことがある。
今まで気づかなかったのだが、よく見ると「かも」の字が違う。
これまで同じ文字だと勘違いしていたが、よく見ると
ご主祭神も異なっている。

葵祭りでは両神社が協力して盛大なお祭りを開催するので、
てっきり同じ神様を両神社でお祭りしているのかと思っていたが、
実は全く違うらしい。

ちなみに
上賀茂神社の正式名称は、「賀茂別雷神社」
下賀茂神社の正式名称は、「賀茂御祖神社」

結局、賀茂神様を祭ってあるらしい。

なんか両神社が張り合っているような気がするのは
私だけの感覚なのか。

その後、さらに足を伸ばして、鞍馬寺へ。

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蔵馬のご主催神の一つに毘沙門天がある。
いつもは歩いて御本殿まで上るのだが、
今回は途中で木が折れているため
通行ができない状態に。

仕方なく、ケーブルカーに乗って、移動。
このケーブルカーの中でのアナウンスがなかなかユニーク。
宇宙神を祭っていることや、皆が世のため人のためになにが
できるかなどを3分間の移動の間ずっとメッセージが流れ続ける。
知らない人が聞いたら、怪しい新興宗教にうつることだろう。

ケーブルカーの駅から10分ほど階段を登ると、御本殿に。
御本殿の上に目を向けてよく見てみると、
「尊天」の文字が。

尊天は、次の3つの神様の総称だ。

毘沙門天
千手観世音菩薩
護法魔王尊

このうち魔王尊は、いわゆる西洋ではサタンと呼ばれている存在。
この場所にもいろいろなエネルギーが埋め込まれているが
とにかくその規模が大きいことに驚く。

これまでおとづれてきた神社とはエネルギーがあきらかに異なる。
神社は本来、木や水、岩など、その土地の自然に畏怖を感じた人が
そこに御神体を感じてお祀りしたものが多い。

でもここは明らかに人的な意図が強く感じられる場所だ。
さらに山道を約2kmほど進んで、奥の院へ。

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この奥の院のちょっと先にある林の中に強いエネルギーが
感じられるところがある。
到着したとたんにそれまで降っていた雨が一斉にあがり、
場が静まり返る。

人払いのように先程までいた多くの人達が姿を消し、
山の中で一人だけの状態に。

そのまま15分ほど一人で瞑想する。

そのまま先へ進むと
蔵馬寺と山をはさんだ反対側に
貴船神社がある。

ここは縁結びで有名な神社。

今回の旅で度々登場する、ニニギの尊とコノハナサクヤヒメを
結びつけたとされる神様がこちらの神社のご主祭神だ。
こちらでも心を込めて参拝。

そのまま今きた山道を戻って、蔵馬寺の入口へ戻る。
京都東インターから神戸を目指そうとした矢先に一つ看板を見つける

「毘沙門天堂」

ん?なんだこれは、と思って、
そのまま山の奥へまた車を走らせると
そこに毘沙門天を祭ってある立派なお堂が。

16時30分に山門が閉まるらしいが、その2分前に到着して
なんとか御真言を唱えることができた。

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改めて車を飛ばして、京都から神戸へと移動。
明日は淡路から四国を経由して広島へと旅は続く。

<今日の食事>
朝:アイス
昼:そーめん+納豆
夜:玄米ご飯+たまねぎソテー+秋刀魚
おやつ:かりんとう+おせんべ


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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