「人の心を動かす」事業計画を作成するために
27 December, 2013
事業計画書を作成するうえで、注意していただきたい点がある。それは「人の心に刺さる事業の使命(経営理念)を掲げること」
事業の使命を考えるといっても、言葉遊びになってはだめだ。ミッションを語る時にとても大切なことはパッション、すなわち情熱。熱い想いをもって高い志で事業を立ち上げる、そうした姿勢を持つ起業家でなければ、どんなに精緻な事業計画書を見せられても、投資家や協力者はついてこない。
どんなにいい言葉で飾っても、そこに強い想いがなければ他人から見抜かれるだろう。事業を進める上で、たくさんの困難が経営者には待ち受けている。そうした苦しいときに、熱い想いをもって最後まで責任と勇気を持って事業に望める人物かどうか。計画の上だけでなく、そうした魂が事業計画にも入っているかどうか、それがとても大切だ。
この記事を書いた人
静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。
2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。
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