魂の出会う旅(18)


『最後の訪問地到着 ~光に包まれた夜~』

米沢から山形経由で仙台へ入る。
ここ仙台は今回の旅の最後の訪問地だ。

仙台は光に包まれていた。
このシーズンは市内の常禅寺通りが
光のイルミネーションに包まれる。

「光のページェント」

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自分が大学生の時から行われている
仙台の冬の風物詩だ。
震災のあとでさえ、このイベントは継続して
行われていたようで、ここに対する地元の方の
力の入れ様が伝わってくる。

常禅寺通りまできてしまうと、どうしても
立ち寄りたくなるのが、「太助」

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仙台牛タンの老舗だ。

他のお店の牛タンもそれなりに美味しいのだが、
ここのお店のものだけは肉厚が異なるのか、
いつも関心させられる。

大学時代の時に焼き場に入っていたおじさんが
年こそとられているものの、そのままカウンターに
たって牛タンを焼いている姿をそのまま見れたことに
感動した。

今では、東京でも支店が存在していて
どこでもこの味が楽しめるようになっている。
ただ、やっぱり本店で食べるのと、東京で食べるのとは
味が少し違う気がする。

そもそも牛たん焼は「味太助」の初代、
佐野啓四郎さんが昭和23年、
仙台市中心部に牛たん焼の専門店を開いたのがその始まり。

すでに半世紀以上が過ぎているが、狂牛病や大震災などの
苦境を乗り越えて、今でも昔ながら味を伝えてくださっている
ことに心から感謝したい。

美味しい牛タンで旅行最後の夜を満喫して
いよいよ明日は陸奥国一宮である塩竈神社へ

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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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