独立資源の3つめ、「カネ」について考えてみよう。
お金は独立資源の中でも、
もっとも自由度の高い資源だ。
独立にあたって、最初に自分で準備できる
自己資金の金額を算定してみるといい。
起業して最初の数ヶ月間は、報酬が取れないこともよくある。
特に扶養すべき家族がいる場合などには、
半年~1年程度の生活費は独立資金として
カウントしないようにしたい。
自己資金の計算が終わったら、
事業立ち上げに必要な資金との差額を計算する。
そしてその差額を、どのような形で埋めるのかを考えるのだ。
日本政策金融公庫や制度融資の創業支援融資を活用したり、
友人や知人、親族から借入や出資などを受けられないかを考えてみる。
さらにしっかりとした事業モデルがあり、
将来的に急激な成長が見込める事業については、
ベンチャーキャピタルなどの活用も視野に含めることができるだろう。
難易度は高いが、
こうした第三者からの資金が調達できるだけのビジネスモデルは、
それだけ成功確率と社会的インパクトが高い証明でもある。
是非とも、チャレンジできる最大限の事業を
考えていただきたい。
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