独立資源①ヒト(あなたの周りにいる重要な人材・人脈)


独立するにあたって必要な経営資源について
今回は少し触れていきたい。

まず、第一の経営資源はヒトだ。

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これまでの経験の中で、あなたの周りにいる友人や
同僚、知人、親族、あるいは地域のサークルや団体など、
あなたと一緒に事業へ参画してもらえる仲間が
いないかどうかを考えてみよう。

最初の起業では、会社にはほとんどブランド力がない。
つまり一般的な採用活動を実施しても、
優秀な人材を採用できる可能性は非常に少ないのだ。

そのため、これまでの社会経験の中で培ってきた
自分ネットワークを活用し、
一緒に頑張ってもらえる人材を探してみるのである。

また自分のビジネスアイデアに自信があるのであれば、
そのアイデアをなるべく多くの方に話し、
共感してもらえる機会を増やすことが大切だ。

一緒にワクワクできる仲間が多ければ多いほど、
その事業のファンが増えることとなる。
ここで生まれたファンは、
将来の事業におけるコアファン層になるだろう。

そして経営メンバーや従業員、取引先など、
様々な形で事業に関わってもらえる可能性の高い人たちなのだ。

魅力ある事業を考え抜いて、
たくさんの人を巻き込む力が
起業には求められるのである。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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