なぜ起業・独立するのか?


みなさん、こんばんは。
必殺突破人、服部です。

最近仕事で独立支援のためのコンサルが
増えてきている。
起業・独立は人生において自らの壁を
打ち破るためのとても大きな機会だ。

確かに今の世の中、自分の価値観に
ぴったりと合った企業にめぐり合うのは
難しいことかもしれない。

そんなとき自らの価値に併せて
起業できるということは
人生において大きな武器の
一つとなるだろう。

そこで、以前ドリームゲートで執筆させていただいた
起業へ向けてのノウハウを今日からこちらのブログで
少しずつご紹介していきたいと思う。

今日はプロローグとして、起業するにあたっての
心構えについてお伝えしたい。

起業しようと考えている方の多くは、
簡単に起業を考えていることが多い。
起業を思いついたからといって、
いきなり行動してはいけない。

まずは、自分の起業に対する今の想いと
きちんと向き合ってみよう。

例えば、次のようなことを考えてみてほしい。

・なぜ今、起業・独立したいと考えたのか?
・起業して、事業を通じて何を実現したいのか?
・起業は具体的にどのようにしたら実現できるのか?
・起業のための資金はいくら必要なのか?またそれはどのように準備するのか?
・起業に向けて、家族の理解は得られているのか?

これらの問いに納得のいく答えを出せるまで、
自問自答を繰り返してみるのがいいだろう。
起業すれば、様々な障壁が待ち構えている。
そんな時に踏ん張れるかどうかは、
事業に対してどれだけ強い信念を持って
臨んでいるかに掛かっている。

ただ、起業を考える“きっかけ”は、
決して特別なものである必要はない。

「予想以上に自分の仕事が評価された」
「勤務先でつらい思いが続いた」
「起業した人の話を聞いたら、自分でもやれそうだと思った」

など、日常的なことが出発点になっても良い。
もちろん、壮大な理想の追求や
社会的な義憤が契機でも良いだろう。
一方でリストラや勤務先の倒産など、
やむにやまれぬ事情であっても構わない。

とにかく「起業」の2文字が頭に浮かんだら、
その可能性について徹底的に考え抜いてほしい。
その上で本気で起業したいと強く思うのであれば、
今度は複数の視点から自分自身を
客観的にチェックしてみることが大切だ。

複数の角度から起業動機をチェックしてみてほしい。
もしかすると、「思い込み」や「憧れ」だけで
起業を考えていたなどという気づきがあるかもしれない。

動機が弱いままに起業してしまうと、
ピンチに遭遇した時に
いとも簡単にギブアップしてしまう事態に
なりかねない。

事業を成功させる上で大切なことの一つは、

「決してあきらめないこと」だ。

簡単にあきらめられるような事業であれば、
始めない方が良いかもしれない。

起業には、大きな責任とリスクが伴う。
皆さんの起業への想いが「本物」であるかどうかを
様々な角度から確認してほしい。

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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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