感動レベルの技を磨くこと


みなさん、こんばんは!
必殺突破人服部です。

今日は、人を感動させられる水準の技を磨くことの
大切さについて書きたいと思います。

先週のNHKのプロフェッショナルで
今巷で人気の「俺のフレンチ」を展開する
坂本孝社長が取り上げられていました。

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「ため息をチャンスに変える」

「困難な道を避けた時、成長は終わる」

「人を成長させるのが、真の会社」

などなど、詳しくはこちらをご覧下さい。

革新への情熱、未だ衰えず

さて、この番組の中で、売上が上がらない福岡の店舗を
立て直すシーンがあった。

有名割烹で腕を振るっていた料理長を、
福岡の立て直しプロジェクトにアサインした。
彼は1週間という短い時間の中で、
不採算店復活のための新しい店を作らなければ
ならなかった。

ところが、福岡の店舗のスタッフは、すでに負けぐせが
ついていて、どんなに料理長が理想を語っても、聞く耳
を持たない。

こういう壁にぶち当たったとき彼はどうやって突破したのか?

彼は自らの料理の「技の力」によってこの壁を突破したのだ。

普通料理人の世界では、親切丁寧に料理の仕方を弟子に
教えるということは無い。弟子は先輩の技を盗むのが
通例だ。

でもこの料理長は、アルバイトのスタッフにまで
自分が長年かけて培った様々な料理ノウハウを教えて
いったのだ。

半信半疑だったスタッフ達も、自分が作った料理の味を
確かめるやいなや、目に輝きが戻ってきた。

これだけ美味しい料理を提供できるのであれば、
お客様にも喜んでもらえるかもしれない、
そんな素晴らしい料理を自分が提供できることに
喜びを感じた瞬間だ。

あきらめムードだった店内が一瞬で空気が変わった。

壁を突破するには、人の心を動かさなければならない
ことが多い。

人の心を動かすためには、人の期待値を圧倒的に超える
力が必要だ。

突破力を発揮するには、その力を持たなければならない。
必殺技といっても良いだろう。

数多く持つ必要は無い。

一つでもいいから、人を心から感動させられるような
そんな仕事の「技」を持ちたいものだ。

それでは、また来週!


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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