突破力UPのための8つの方法【その⑥】


みなさん、こんばんは!
必殺突破人!、服部です!!

私は2月に入ってますます忙しい日々を過ごしていますが
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、突破力UPのための8つの方法もあと3話となりました。

6回目の今回は、

「視点を変える」

という方法についてです。

自分にとって大きな問題や壁だと思っていたことが、
ふとした気づきやきっかけによって、実はなんでも無いことだと
思えるようになった経験はありませんか?

実はこうした経験はだれにでもあるものです。

あとで考えるとなぜそんなに自分が悩んでいたのか不思議な位の
感覚を覚えることもよくあります。

人は何かの壁に直面しているとき、その問題に集中するあまり
回りが見えなくなってしまっていることが多いのです。

少し見方を変えたり、定義を変えることによって、実はその壁
のハードルが下がったり、壁そのものが消えてしまったりします。

「視点を変える」ことによって、壁の定義そのものが変わるのです。

では、どうやれば「視点を変える」ことができるのか。

それは常日頃から「ひとつ上のレイヤー」で物事を考えるという
習慣をつけておくことが大切です。

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たとえば、ある問題を見たときに、今の自分だったらどう考えるか
という自分視点だけではなく、

1.会社の上司だったらどう思うのか。
2.会社の社長だったらどう思うのか。
3.内閣総理大臣だったらどう思うのか。
4.米国の大統領だったらどう思うのか。

そして究極的には

5.自分がなんでも実現可能な神であればどうするのか。

まで考えてみるのです。

自分レイヤーだけで物事を考えることになれていると、どうしても
視野は広がりません。
あえて自分という視点から離れて、もっと力のある人の立ち場になって
同じ問題や壁を見てみることで、その問題や壁の突破に必要な要素が
何であるのかが見えてきたりします。
また、視点を高めることによって、自分レイヤーでは問題だと思って
いたことが、上位レイヤーでは全く問題に感じられないという状態も
出てくることでしょう。この感覚を掴んでいることがとても大切です。

また、目の前の問題や壁の本質を徹底的に考え抜くということも有効です。

これは突破力を発揮するまえの壁の定義付けのところでもお伝えした
内容ですが、なぜその壁を突破する必要があるのか、そもそもその壁を
突破した先に何があるのかをきちんと考えることが、突破力発揮のための
モチベーションや能力を高める上で大変重要になります。

本質を考えた時に、その問題が実は問題ではなかったり、
突破すべき壁は別の所にもっとわかりやすい形で存在していたり
することがあります。

第5回までにお伝えしてきたような突破のためのエネルギーが
どう考えても足りないと思える時、もう一度自分が直面している
壁そのものについてよく考えてみましょう。

視点を変えることによって、いろいろなことが見えて、
全く別の解決策が現れるかもしれません。

最後に例え話をひとつ。

目の前にアスファルトの上でもうすぐ干からびて
しまいそうなミミズがいます。

ミミズの視点では、もう「だめだ」という
諦めの境地です。

そこに一人の人が通りかかって、そのミミズをつまんで
土に返して上げました。

ミミズは息を吹き返しました。

でもミミズには何が起こったか、全く理解できません。

ミミズの視点では、奇跡。
人間の視点では、たやすいこと。

レイヤーを変えることで、奇跡と考えられるような解決策が
見つかるかもしれませんよ。

では、また。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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