本当に突破したいのか?


突破する2

今日は壁を突破するまえに考えなければ
ならないことについてお伝えします。

まず、考えてみてください。

今、直面しているその壁(目標や問題など)は、
本当に突破しなければならないものでしょうか?

この問い、実はとても重要なものです。

「なんとなく」目の前の問題を解決したいと望んでいませんか?
「なんとなく」漠然とした希望を持っていて、そうなればいいなと
考えてはいませんか?

この漠然とした感覚で目の前の課題を捉えている限り、
その壁を突破することはできません。

それはなぜか。

答えは簡単です。
それは、目の前の壁がそもそも存在していないからです。
突破すべき課題や目標がそもそもぼやけていては、その壁に
対して具体的に何をすべきかという戦略を考えることは
不可能です。

まず突破するための手段をいろいろと考える前にやるべきことが
あります。

それは、自分の直面している壁が何であるのかをきちんと
定義することです。

自分は今「●●という壁」を越えたい。
この「●●という壁」をわかりやすく明確に言葉にすることが
とても大切です。

次に、その壁の周辺にある想いをいろいろと書き出してみましょう。

・今、直面している問題は、本当に感じているような問題なのか。
・その問題が解決することによって、自分にどんなメリットがあるのか。
・今、目指そうとしている目標は、本当に達成したい目標なのか。
・なぜその目標を達成したいのか?
・その目標を達成することによって何が得られるのか。

分かりやすい言葉で壁を表現して、さらにその壁の周辺にある自分の想いや
感情を洗い出すことによって、その壁にリアリティを持たせます。
こうして、突破すべき壁がきちんと見えてくるようになります。

さらに、壁を突破するためには、壁の前後をきちんと把握することが重要です。

壁を突破する前の情報として、今自分がどのような状況におかれていて、
今使える自分の資源は何かをまず考えて見ます。

次に壁を突破した後の自分の姿をきちんとイメージして、その様子を
細部にわたって書き出してみます。

まず、ここまでは壁を突破するために行う最初の準備ステップとなります。

明日は事例を使って、この準備ステップのやり方をお伝えしたいと
思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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