扱えるお金の範囲を考える


最近、ファンド組成の話やベンチャー投資に関する
相談を受ける機会が増えてきている。
増えているというよりも、ほぼ毎日舞い込んでくるという
表現が正しいかもしれない。

金額の規模にして数千万の話から数十億の話までバラエティ
に飛んでいるが、特にここ一ヶ月の間では数十億規模の話が
増えてきている。

以前であれば自分の守備範囲ではないということで、丁重に
お断りしていたのだが、今は話をお聞きした段階でいくつかの
スキームが頭に描けるようになっている。しかもそのスキーム
を実現するための具体的なプレーヤーやエンジェルの顔まで
きちんとイメージできるのだ。

いつからこうした状態になっているのかよく覚えていないが、
ひとつの自分の強みであると思うので、徹底的にこうしたお金の
扱い方、流し方について身に着けていきたいと思う。

振り返ってみれば、初めてアルバイトをしたのが小学校1年生の時。
どうしても電気屋で売られているラジオがほしくて、
夏休み1ヶ月間、親戚の電気工事屋のお手伝いに通った。
やれる仕事は電気コードの整理などだが、今でも鮮明にそのときの
記憶が残っている。
手にしたお金は5000円ほど。その中から3000円を使ってラジオを
手に入れることができた。とてもうれしかった。

小学校高学年から中学、高校は少年団や部活で忙しくアルバイトは
ほとんどやっていなかった。

大学生になり、初めてやったバイトが中島みゆきのコンサートの
お手伝い。搬入、搬出がかなりハードで大変だったのを覚えている。
その後、さまざまなバイトを経験して、大学2年の夏に月収で100万円を
稼いだこともある。「100万」という単位が自分の中で当たり前に
なった瞬間だ。

その後、就職をして1000万の大台に貯金が乗った。
さらに、独立して億という単位が視野に入ってきた。
それが20代後半だ。

30代に入ると、普通に億という数字を管理する立場になった。
上場というレバレッジを使うことによって、場合によっては
100億という数字も夢物語ではないというステージを経験した。

40代に突入した現在、自分の扱えるお金の規模について、
もうひとつゼロを増やすことができるだろうか。
それを現実のものにする具体的なアイデアはあるので、
ひとつずつ形にしていきたい。

<今日の記録>
RUN:15km(今月60km 今年2225km)
体重:82.6kg 体脂肪率20.3%

<今日の食事>
朝:トマトジュース
昼:ソースカツどん+焼きそば
夜:飲み会×2.5


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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