年末詣という選択


今日から世の中的には年末年始休暇突入ですね。
今、私は会社勤めではないのであまり関係ありません。
今年も31日まで働き、新年も1日から稼動します。
来年は13のつく貴重な年ですので、最初から
フルスロットルで突っ走りたいと思います。

さて、お正月と言えば初詣に行かれる方も多いと
思いますが、今年は初詣は年内に全部回ってしまう
計画です。

例年は年が明けて電車が本格的に動くまでの間に
車で回ることで、本格的な混雑を避けるようにして
いました。それでもかなりの人出で、落ち着いて
お参りができませんでした。きちんと祝詞を唱えたい
のですが、人の波に押されてなかなかきちんと場所を
取ることができず、省略したり、遠くから唱えたり
していました。

神社参拝の際に大切なことは、神様に対してきちんと
感謝することです。多くの場所で単なる自分の願い事の
念だけを置いて帰ってしまいます。
そのため、普段はとても気の流れが良い神社仏閣の敷地が、
どうしても初詣でのシーズンだけは気が乱れてしまっている
ように感じます。
明治神宮の中にあるとある井戸が、ある芸能人がパワースポットと
表現してしまったがために、イヤシロチから汚れ地へと変化して
しまったのは有名な話です。

神様は寛容ですので、そうした人の様々な欲望も
きちんと受け入れてくれると思いますが、神社参拝の
基本は「感謝」をお伝えすることですので、やっぱり
あわだたしい中でお参りすのではなく、落ち着いた
雰囲気の中で1年のご報告と、来年の誓いをお伝え
したいと思います。

ちなみにこの「初詣」という習慣は比較的新しいものです。
Wikiによれば、初詣が習慣化したのはそれほど古い時代ではなく、
明治時代中期のことだそうです。京阪神において電鉄会社が
沿線の神社仏閣をてんでんばらばらに「今年の恵方は○○だ」と
宣伝し始めたために、本来の恵方ではない神社仏閣にも
詣でるようになり、恵方の意味が薄れ、有名な神社仏閣に
お参りするようになったとされています。

関東においても、京成電鉄や京浜急行電鉄、成田鉄道
(現・JR成田線)など、参拝客輸送を目的として開業された
鉄道会社がたくさんあって、基本的に「年籠り」形式を踏まず、
単に寺社に「元日詣」を行うだけの初詣は明治以降広まった
新しい風習で、実は今の初詣のスタイルは鉄道網の発展による
賜物だそうです。

年末や年始にお参りする時期にはあまり意味はなさそうです。
それよりも、お参りする際の心がけがとても大切だと思います。

氷川神社

<今日の記録>
RUN:20km(今月:285km)

体重:83.5kg 体脂肪率:21.8%

朝食:バナナ&みかん
昼食:カレー
夕食:チキン+コロッケ


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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