事業アイデア発想10のヒント


みなさん、こんばんは!
しばらくブログを更新していませんでしたが、
今日から年末まで、また毎日更新していきたいと
思いますので、よろしくお願いします!

今年の突破力シリーズは一旦この12月末で完結し、
来年からは別のテーマのブログに切り替えますので
また楽しみにしていてください。

では、本日は事業アイデアを以下に生み出すか、
そのヒントについてお伝えしたいと思います。
アイデアはいきなり降って来るというよりは、
いろいろなものの組み合わせで成り立っていることが
多いです。

アイデアを考えるにあたって、いろいろな
発想方法がありますので、これから数日に渉って
紹介していきたいと思います。

事業アイデア発想10のヒント

<自分軸で考える>

① 不便・困惑
日常の暮らしや仕事の中で、
不便だと感じることや、
どうしたら良いのか分からなかったこと。
あるいは非常に腹立たしかったことなどを記憶・記録して、
その解決方法を事業にしていく方法。

② 感動・感激
日常の中で嬉しかったことや助かったと思うことを、
事業にしていく方法。
半面、日常ではあり得ない、
もしくは出合えない特殊なシーンを演出したり、
再現したりする視点もある。

③ 趣味・嗜好
元来から自分が好きで、
仕事とは別に取り組んでいたことを事業にする方法。
その「好きなこと」が世の中に広く浅く存在するのか、
狭く深く存在するのかで展開は変わっていく。

④ 経験・専門
社会人として培ってきた経験や知識、
技能を生かして事業を考える方法。
そのスキルを同業界で発揮する選択もあるが、
別業界に持ち込むことでさらに価値を高める考え方もある。

⑤ 持物・資産
土地や建物などの不動産、自動車や家財、
果てはコレクションといった目に見えるものから
資格や人脈など目に見えないものまで、
自分が持っているモノで事業を発想する方法。

<事業軸>で考える

⑥ 導入・合体
異なる業種や業態同士をくっつけて、新しい事業を考える方法。
店舗を設けて集客するのが常識の業種に、
移動式やデリバリー式を取り入れたりするのもこの考え方。

⑦ 分離・分割
ひとつの事業に必要と思われる何段階かの業務プロセスの中から、
一部だけを取り出して事業化する方法。
各種アウトソーシングビジネスや広告代理店も、もともとはこの発想。

⑧ 蘇生・復活
ライフサイクルが終わったり、
終わりかかっている商品やサービスを希少価値と定義付けたり、
一定の改良を加えることで再浮上させる方法。
古民家の再生利用などもこの一種である。

⑨ 変更・転用
既存商品やサービスの用途を本来とは違うものに変えたり、
新しい価値観でそれらをとらえ直したりすることで新市場を考える方法。
燃料である木炭が健康商品になったのは有名だ。

⑩ 輸入・輸出
日本になくて外国にあるものを取り入れたり、またその逆を考えてみる方法。
さらには関西にあって関東にないもの、
この業界にあってあの業界にないものといった発想法もある。

事業アイデアのタネは、日常の中に存在します。

事業アイデアを発見する方法は、まだまだ存在します。
日常の暮らしや仕事の中にも、タネはたくさん潜んでいるのです。
それを見つけるためのヒントが、上記で挙げた10 項目です。

とはいっても、常に10項目全部を意識している必要はありません。
ざっと見てピンとくるものだけを抜き出し、
その視点でものを見ることから始めてみればいいでしょう。

それだけでも、これまで漫然と見過ごしていた事柄や、
記憶の片隅にある「どうでもいいようなこと」までが、
貴重なアイデアのタネに見えてくるはずです。

尚、事業アイデアは10項目中の1つだけを用いて
発見することもできまるが、なるべく複数を掛け合わせて
考えてみてほしいと思います。
特に、自分軸と事業軸にまたがっていれば理想的
でしょう。

ちなみにこうした話は、
実例を参考にすると分かりやすいですね。
斬新なアイデアを複合させた事業は
様々なメディアに紹介されているので、
そうした記事を読み、
その事業がどのヒントを掛け合わせているのかを
分析することも勉強になると思います。

それでは、また!


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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