独立業種・分野の見つけ方


独立はしたいが、やはり経験のある業界の方が良い。
それとも、未経験でもやりたいことをやった方が良いのか・・・

こんな悩みを持つ人は、決して少なくない。
そこで、独立するジャンルやテーマを
まずは検討してみてほしい。

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一般には、「畑違い(未経験業種)は難しい」といわれることが多い。
しかし研究を行い、むしろ部外者だからこそ
消費者の視点から見たアイデアを活かすことで、
事業展開できる可能性も十分ある。

また未経験分野の場合は、
FC(フランチャイズチェーン)システムを活用すると
いうのも1つの方法だ。
FCとは、業界経験のない人でも事業を成功させられるノウハウを、
本部企業がパッケージにして提供してくれる仕組みのことである。
そのためFC加盟を検討する場合には、
どの本部を選ぶかがとても重要になってくるのだ。

また現在と同じ、あるいは近い分野で独立する場合は、
他社との差別化に対する考察が甘くなりがちである。
同じ業界でも既存のものとどう差別化できるのかを、
ぜひ追求してもらいたい。

事業には、必ずお客様が存在している。
お客様の立場になって、

「なぜあなたの会社の物やサービスを購入するのか」

を考えてみると良いだろう。

その理由が他社にないUSP
(ユニーク・セールス・ポイント=御社独自のセールスポイント)
であれば、事業が成功する確率は高くなる。

あなたがその事業を行う明確な理由が存在して、
そのベースの上で事業が存在することが大切。

起業は自分の人生の大きなチャレンジだからこそ、
徹底的にこだわってほしい。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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