伊豆大島ウルトラランニング参戦記②


伊豆大島ウルトラ参戦記第二部です。
今回はレースの前半戦の様子をお伝えします。

3月23日(土)

午前3時起床。
足にワセリンを塗って、念入りに膝をテーピング。
その後タイツを履いて、全身を柔軟体操でほぐしました。

午前4時半
会場へ向けて移動。
今回は100km参戦者が230人程度で、いつものウルトラと
比べるとかなり規模が小さい感じです。
スタートは58kmの部の方と一緒なので人数的には350人
位いたと思います。

IMAG0375

ちなみに、58kmの部は大島を左回りに一周します。
午前9時にスタートするフルマラソンの部は島を
右回りに一周するのですが、100kmはこの58kmの部の
コースを全て走ったあと、フルマラソンのコースを
そのまま踏破するようになっています。

<1週目>
1週目

<2週目>
2周目

午前5時 スタート。
気温も天気もまずまずなので、出だしはゆっくりめで
体調を確認しながら走りました。

街を抜けると5kmまでは登ったり降りたりを繰り返します。
それほど高低差はありませんが、この繰り返しがあとで
足にくると思って、最初はかなり力を抜いて走って
いました。

IMAG0377

5km過ぎから大島一周道路から脇道に入り、細い田舎道を
海岸線へ向けて下ります。
道の両側にたくさんの椿があってとても綺麗でした。

IMAG0420

約8km走ったところで海岸線に出ます。
一気に海が開けて、とても気持ちの良い場所です。
ここから15km近くまで海岸線を走ります。
海岸線なので平坦な道かと思いきや、これがけっこうな
UPダウンがあります。セーブセーブ&体力温存。

IMAG0428

10km通過。1時間10分ほど。

IMAG0423

途中トイレ休憩入れてこのタイムなので、1km6分半
で刻んでいる感じですね。

一旦街中へ戻ってきて、少し走ると15km。
ここから島の南側へ向けて走ります。
途中結構な上りがありましたが、まだこのあたりでは
足が元気だったので、そのまま走って坂を駆け上がって
いました。

IMAG0431

坂を登りきって長い直線を少し進むと大きな橋が。
そこからの山桜を含む景色がとても綺麗でした。

IMAG0433

IMAG0435

少し進んで20km通過。2時間15分。
その先で2回目のトイレ休憩。

IMAG0436

少し走ると、見事な地層帯が現れました。
ここ、道路の開発の時に山肌を削ったら、
こんな感じで現れたそうです。
まさにバームクーヘンのような感じですね。

IMAG0381

同じペースですすんで、25km通過。
小さな集落の間を進みます。
ここから見晴らし台まで、結構な上り坂。

IMAG0382

見晴台のエイドでお寿司とコロッケ、メンチカツを
いただき、エネルギーをたっぷり充電しました。
ここからの景色もなかなか素敵でした!

見晴台からの景色

しばらく島の南岸の道を走っていると、30kmの看板が。
ここまで3時間10分です。なかなかいいペース。

30km

ただ、この先を見ると、山の中腹にガードレールが
見えます。いよいよ最初の本格的な山登りが始まります。

IMAG0442

1分ごとに走るのと歩くのを繰り返すことで、
使う筋肉を使い分ける手段を選択。
このあたりはトレイルで感覚を掴んでいるので、
比較的ひょいひょいと坂を上っていきます。

のぼりの様子

坂からの景色を見ると、どれだけ登ってきたかが
よくわかりますね。

坂の途中

坂を登りきったところで35km。この5kmに45分も
かかってしまいました。。。

35km

このあたりは島の裏側の大砂漠地帯と呼ばれている場所。
道の周辺は樹木が生い茂っていますが、その先は広陵と
した火山灰の砂漠が広がっているそうです。

その山の中の単調な、でも上り下りがうねうねと続く
道をひたすら進みます。

40km通過 4時間35分。かなりペースを落としました。

40km

大島一周道路から左折して、いよいよ三原山登山道へ。
登山道の入口に有名な桜株が。

桜株

ここからまたひたすら上りです。しんどい。

45km通過 5時間5分。
ペースを5km30分に戻したものの、このあとの上りで
またペースダウン。走りと歩きを混ぜながら坂を
どんどん上っていきます。

45km

50km通過5時間50分。

50km

参戦記③へ続く


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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