今日関東地方が梅雨入りしました。
この梅雨という表現が生まれた背景には
いくつかの説があります。
●「梅の実が熟す頃に降る雨」
という意味で、中国の長江流域では、
「梅雨(ばいう)」と呼んでいたという説。
●「黴(カビ)が生えやすい時期の雨」
という意味で、「黴雨(ばいう)」と呼んでいたが、
カビでは語感が良くないので
同じ読みで季節に合った「梅」の字を使い
「梅雨」になったという説。
「梅雨」という言葉は、江戸時代に日本へ伝わり、
その頃から、日本でも「梅雨(つゆ)」と呼ばれるようになった
そうです。この読み方が生まれた経緯にもいくつかの説があります。
●「露(つゆ)」から連想した。
●梅の実が熟す時期だから「つはる」から連想した。
●梅の実が熟し潰れる時期だから「潰ゆ(つゆ)」と関連つけた。
●カビのせいで物がそこなわれる「費ゆ(つひゆ)」から連想した。
「梅雨」という言葉が伝わる以前は「五月雨(さみだれ)」といっていました。
「さ」は陰暦の5月(現在の6月)、「みだれ」は「水垂れ」を意味します。
一般的には梅雨というのはいやな季節だと連想されますが、農作物に
とってはとても大切な恵みの季節。
嫌だと思うのではなく、この季節も味わう気持ちで過ごすのが
よさそうです。
<今日の食事>
朝:ごはん+ポテトサラダ
昼:カレー
夜:ハンバーグ+チョコレートパフェ
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