放射脳という名の洗脳


池田信夫さんのブログから

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51764751.html

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反原発運動は信仰なので、事実によってくつがえすことはむずかしいが、
まれに放射脳の人がマインド・コントロールから覚めることがある。
その一人が、minako_genkiさんだ。
彼女のタイムラインを見ると、すさまじいバトルが展開されて
Togetterのまとめまである。
何が決定的だったのかきくと、「バズビー基金がHPで高額な検査を
PRし始めたので、疑問に思いました。結局お金が目当てかと」。

つまり最初は正義か悪かというフレームで見ていた問題が、
バズビーをきっかけに金もうけというフレームで見えるようになったわけだ。
そしておかしいと思い始めると、他も怪しくみえてくる。
その科学的根拠を調べると、みんなでたらめだとわかって、
彼女は放射脳から帰還したらしい。

ところが自由報道協会でバズビーの記者会見をやって
彼を売り込んだ岩上安身氏は、いまだにバズビーや
ECRRをかつぎ回って放射能デマを流し続けている。
武田邦彦氏は、バズビーの話を根拠にして
「福島事故で40万人が死ぬ」と予告している。

この2種類の人々は違う。一般の放射脳の人々は善意で
バズビーを信じているのだが、彼を利用する人は嘘と承知で
彼を利用しているのだ。
おとといのニコニコ生放送では、モーリー・ロバートソン氏が
バズビーの問題を追及すると、上杉隆氏は「場所を貸しただけだ」
などと逃げ回った。

私が「福島原発事故で死者は1人も出ていない」というと、
上杉氏は大声で何かわめき続けて私の話をさえぎろうとした。
信者に聞かせたくなかったのだろう。
彼は自分が嘘をついていることを知っているのだ。
それに気づいたとき、信者のマインド・コントロールは解ける。
カーネマンのモデルでいうとシステム1が作動して、
放射脳の外の世界が見えるのだ。
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放射能問題については、以前こちらのブログでも書いたが、
事実検証の軸が大きくぶれていて何が本当かわからないという
事態が発生している。悪質なのは、人々が不安に思う気持ちに
商売をかぶせたり、その気持ちをあおって目先の視聴率を
稼ごうとするマスコミだ。

確かに人々の不安は金になる。直接的な感情がそこに働くから
予算を考えることなく購買活動が行われるからだ。

でも、池田氏の言うように、冷静に視点を変えてみてみると
世の中にそうしたことが大量に出回っている事実が見えてくる。
利害関係の無い識者が、客観的な事実を元に何を伝えているか
そこに着目すれば真実の姿が見えてくるはずだ。

2012年はこうしたことがどんどん明らかになる。
今まで隠されていたこと、洗脳によって稼いでいた族が
どんどん失速する。
洗脳から覚めたものが、次の世の中を作っていく。

きっとそんな年になる。
それをアセンションというのかもしれない。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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