助成金を獲得する


今日は2日後に締め切りが迫った起業支援目的の
助成金を獲得するために、たくさんのビジネスプランの
添削を行った。

通常のビジネスプランと異なり、助成金を獲得するためには
いくつかのポイントがある。通常の会社であれば、いかに
して利益を上げて、投資いただく方々へ多くのリターンを
約束できる提案が響くが、助成金の場合はリターンに対する
期待はあまり無いので、別の視点が必要になる。

まず、助成金には様々な種類があり、事業に対する助成、
物資に対する助成、法人設立の為の助成、などその内容は様々だ。
自分達の企画を実現する為には、どの助成金に応募するのが
最も効果的か、比較検討することがまず大切になってくる。

助成する側の判断基準としては

目的の妥当性
事業(企画)の実現性、
予算の整合性
先駆性・独創性、
会計の透明性

が求められるケースが多い。
どんなに儲かる事業であっても、助成金の目的と合致しなければ
審査で落とされることになる。また、公的なお金が使われるわけ
であるから、その使い道や管理方法などについても厳しい目が
光るわけだ。

逆に言えば、通常であれば事業の収益性があまり高くなくて
銀行や投資家からの資金収集に苦戦するような事業であっても
上記のような基準をクリアすれば助成金を受けられることになる。
特に社会的意義が高いにもかかわらず収益性が低い事業の場合は
助成金を獲得して初期運営費用を稼ぐことはとても有効な資金
調達の手段だ。

2日後には関係者からたくさんの事業計画が審査本部へ送付される
ことになる。この中からどれだけ審査に通過し、実際に助成金を
手に入れることができるだろうか?

今から楽しみだ。

<今日の記録>
ウォーキング7km
体重:84.5kg 体脂肪率:20.5%

<今日の食事>
朝:トマトジュース
昼:お弁当
夜:お寿司+フライドチキン


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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