今日は福島県飯舘村の菅野村長と福島駅前でお会いした。
飯舘村は、現在原発事故の影響で避難を余儀なくされている場所で、
おそらくテレビ等でご存知の方も多いだろう。
ダッシュ村のある村の隣の村で、あの番組の雰囲気から村の
雰囲気も簡単に想像できるのではないだろうか。
避難されている方々に、MBAラボとしてできることが何か
いろいろとお話させていただきながら考えていたが、
原発に対する対応方針がきちんと固まっていない状況下では
何をしても決定打に欠けてしまう。
今何か考えて行動を起こしても、避難方針が変わることで、
全部が無駄になってしまうということが十分にあるからだ。
村の人たちにとって一番大切なことは、これから何をすれば
よいのかを明示することである。将来のベクトルを指し示す
ことで、日々の活力が生まれ、次のヴィジョンが見えるようになる。
パーソナルブランディングメソッドを用いて、まずは避難されて
いる方々が何を求め、どのような絵を描いているのかを
はっきりさせつつ、その声を県や国に対してきちんと届けることが
まずはとても大切だと強く感じた。
百聞は一見にしかず。
今回の福島訪問で改めてたくさんのことを
学ばされた気がする。
今僕たちにできることを考え、少しずつでよいから
行動に移していきたい。
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