福島県飯舘村


今日は福島県飯舘村の菅野村長と福島駅前でお会いした。
飯舘村は、現在原発事故の影響で避難を余儀なくされている場所で、
おそらくテレビ等でご存知の方も多いだろう。
ダッシュ村のある村の隣の村で、あの番組の雰囲気から村の
雰囲気も簡単に想像できるのではないだろうか。

飯舘村 菅野村長

避難されている方々に、MBAラボとしてできることが何か
いろいろとお話させていただきながら考えていたが、
原発に対する対応方針がきちんと固まっていない状況下では
何をしても決定打に欠けてしまう。
今何か考えて行動を起こしても、避難方針が変わることで、
全部が無駄になってしまうということが十分にあるからだ。

村の人たちにとって一番大切なことは、これから何をすれば
よいのかを明示することである。将来のベクトルを指し示す
ことで、日々の活力が生まれ、次のヴィジョンが見えるようになる。
パーソナルブランディングメソッドを用いて、まずは避難されて
いる方々が何を求め、どのような絵を描いているのかを
はっきりさせつつ、その声を県や国に対してきちんと届けることが
まずはとても大切だと強く感じた。

百聞は一見にしかず。
今回の福島訪問で改めてたくさんのことを
学ばされた気がする。
今僕たちにできることを考え、少しずつでよいから
行動に移していきたい。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

コメント

コメントする

目次
閉じる