SWOT分析と類似サービス分析


具体的に事業計画書を作成する際に使える手法を紹介していきたい。

まずはSWOT分析だ。SWOTとはStrength(強み), Weakness(弱み), Opportunity(機会), Threat(脅威) の頭文字をとった略語で、この4つの軸で経営戦略を検討する。詳細な説明を行うと相当なボリュームになるので割愛するが、事業計画書を作成する際のSWOT分析の使い方は、下記のフォーマットを参考にしていただきたい。

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事業計画を作る際に行なってほしい事の一つに、類似サービス分析がある。

その名の通り、これから行う予定の事業について類似しているサービスがあれば、その事例の紹介と良い部分は自社事業へ取り込みたい。まったく誰も取り組んでいないサービスであれば、そのものそれが受け入れられるのかという点から説明しなければいけないが、一部でも類似のサービスが実際に既に行われているのであれば、説得力がある。

もし予定している事業に類似サービスがあれば、是非その事例は抑えておきたい。

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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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