本当の価値を追求するということ


みなさん、こんばんは!
必殺突破人、服部です。

UTMFの傷も癒え、日々忙しく飛び回っております。

先日、大阪へ出張に行ってまいりました。
その移動中に雑誌を読んでいたのですが、
ある記事に目がとまりましたので、少し
紹介したいと思います。

その記事とは、
「サトーカメラ」の専務の記事。

サトーカメラ 鹿沼晃望台店

サトーカメラは栃木県にある、地元の中型家電専門店。
お客様の「想い出をキレイに一生残すために」自分達が
できることに徹底的にこだわり、お客様にそのための
様々な価値を提供する、本質ど真ん中経営を貫いている
今注目の企業。

都内では、○○カメラと名のつく様々な会社が、安売り
合戦でしのぎを削っているが、サトーカメラはまさに
逆張りの経営方針。値引きもポイントカードも無い
かわりに、お客様が求めている価値を徹底的に
ブラッシュアップして、顧客本位なサービスを
実現している。

お客様がカメラに求めるものは、その先にある
思い出として残したい様々な「場面」だ。

その記念すべき場面を最高の画像で捉えるために
お客様に対して必要な情報を徹底的に提供することで、
お客様が求めている理想の状態を実現しようとしている。

まさに、本質を捉えて、そこで勝負をしているのだ。

値段が安いというメッセージは確かにお客様にとって
分かりやすくて魅力的な提案かもしれない。
だが、考えてほしい。
価格で引っ張った顧客は、逆に価格で簡単に離れていく。

でも価格ではなく、お客様の求めている価値観や世界観を
きちんと捕らえて、そこに実直かつ誠実に対応すれば、
間違いなくお客様はその店員のファンとなる。
価格が安いではなく、この人から買いたいという心理に
火がつくのだ。

世の中を見渡すと、ほとんど安売り合戦となっているが、
今一度、自分達が提供できる本当の価値は何であるのかと
いうことにフォーカスしてみてはいかがだろうか?

価格だけで勝負するということは、
イコール頭をあまり使っていないということの
裏返しなのかもしれない。

では、また来週!


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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