突破力UPのための8つの方法【その③】


みなさん、こんばんは。
必殺突破人、服部です!

さて、今回は突破力UPのための8つの方法の3回目です。
今回のテーマは
 
「集める」
 
です。

2999

前回の「絞る」というテーマと一部重なる部分はあります。
「絞る」というのが、ターゲットとなる目標そのものを
絞り込むというイメージが強いのに対して、
今回の「集める」というのは、
ターゲットにぶつけるエネルギーを集約するという意味合いが
強くなります。

高い目標を突破するには、相応のエネルギーが必要となります。
自分一人で一所懸命に鍛えてエネルギーレベルを上げても
突破できないのであれば、不足分をどこからか補う必要があります。
この「集める」という行為には、自力だけでなく他力の活用も
含まれます。

ここで頼りになるのが、ビジネスパートナーやアライアンス先、
家族、友人、メンターなどの協力者になります。
目の前の目標を突破したい理由を明確にして、それを突破するために
必要な仲間を探し出して、ご協力いただくことで、
突破に必要なエネルギーを集めるのです。

この時大切なのが、一緒に突破したいと思わせる、
  
何か光るもの=「魅力」や「価値」
  
がそこにあるかどうかです。

突破することに強烈な熱意を持っていれば、想いの強さ、熱さが
相手の心に響くかもしれません。

突破したい目標が、大変ユニークで、達成すると世界が変わるような
目標であれば、そうした大きな目標に一緒に取り組むことで得られる
ワクワク感、充実感といったものが相手に響くかもしれません。

突破するために招聘されたチームメンバーがとても楽しいメンバーで
そのメンバーで一緒に何かを成し遂げたいという気持ちが
相手に響くこともあるでしょう。

いずれにしても協力者を募るためには、
相手の心に届くトリガー(=引き金)が
必要になります。
そのトリガーは、相手によって異なりますので、
まずは協力していただきたい相手を観察した上で、
何がその方のハートに響くのかを徹底的に
考え抜いてみましょう。

踏みべきステップとしては

1.壁を突破するのに必要なことは何かを全て洗い出す。
2.そのうち自分だけで出来ることを洗い出してみる。
3.自分だけではできない部分について、誰に協力を仰ぐかリストを作る。
4.自分がなぜその目標を突破したいのか、わかりやすく伝えられるようにする。
5.3で作ったリストを見ながら、相手のこれまでの言動や行動を振り返って
  どのようなメリットを感じていただければご協力が得られるか考える。
6.それぞれにアプローチし、突破に不足している部分を補充する。

となります。

優れた経営者は、自分よりも優秀な人材を自社に招き入れて、
彼らが気持ちよく働ける環境=ステージを用意することができます。
自分一人では突破できなくても、優秀な人材を集めてチームを組成することで
大きな力となって難易度の高い目標をクリアできるようになるわけです

難しい問題や高いハードルが生じた場合、責任感を全て一人で背負い込んで
自己処理で対応しようとする経営者も良く見られます。
特に能力が高くて、これまで何度もそうした壁を自分の力でクリアできた
優秀な方ほどその傾向は強いようです。

でも、一人でできること、エネルギーには限りがあります。
目標を高く設定し、影響範囲を広げようと考えれば考えるほど、
その難易度は高くなり、多くの方の協力が必要となります。

大切なことは、いざという時にご協力いただける仲間を常日頃から
育てておくこと。
そして、その仲間に対しても自分もできることを常日頃から全力で
行っておくことがとても大切だと思います。

結局自分が出したエネルギーがそのまま帰ってくるということです。

ここぞという突破力を発揮したい場面に備えて、力を「集める」ための
準備を日々行っておきましょう!

20091124225333


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

コメント

コメントする

目次
閉じる