交換が産み出すパワー


今週のNHKのTEDプレゼンの講義はマット・リドリーさんの
アイディアが交配するときという命題でした。

人類の進化は、専業化とそのアウトプットの交換によって
支えられてきたという事実をわかりやすく説明されていました。

確かに私たちは手元にある様々な道具の作り方を知りません。
知っているのは、お金を払うとそうしたものを所有できて、
使うこと、消費することができるという単純なルールだけです。
もしこの交換ルールがなければ、1日を生きることがすごく
大変なことなるでしょう。

専業化とその有機的な交換による仕組みというのは、まさに
生物の営みそのものであるとも言えます。
世の中のすべての生き物はご縁でつながっていて、それぞれが
それぞれの役割をまっとうする中で他者を支え合うルール、
それがこの世の中のルールです。

その形に人類は進化することによって少しずつですが、近づいて
いるのだと思います。

ここで面白い視点が、その交換の際に等価交換を証明するお金が
存在しているということ。生物の世界ではそうした媒介物は
存在していませんが、人間社会には存在しています。
さらに、今の世の中ではその概念に対して様々なビジネスモデルが
成り立っていて、逆に本当に価値のあるものを生産しているプレーヤーの
社会的地位、収入が低下しているという現実があります。

金利やゲームのような、世の中に何のインパクトも与えず、何も
生み出さないような仕事は仕事ではなく、世の中の生産物を搾取
することにほかなりません。その搾取が横行している現状に対して
大きなゆり戻しが起こる気がしてなりません。

お金に与えられている様々な意識やエネルギーがきちんと
生産活動に100%向けられれば、すでに情報の認知や交換手段は
十分に発達しているので、もっともっと人類は大きな進化を遂げられ
今ある様々な社会問題を解決できるように思います。

携帯電話やネットなど、すでに国や法律を超えられるプラットフォームが
形成されてきていますので、是非そのステージの上で、新たな仕組みを
作っていきたいと思います。

<今日の運動>
今日のRUN:7km
累計距離:73km

<今日の体重>
体重:85.9kg
体脂肪率:22.0%

<今日の食事>
朝:コーヒー
昼:チャーハン
夜:美味しいおばんざい


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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