コラボレーションの力


今日もたくさんの方々とお会いして
ワクワクするおはなしをたくさんさせていただきました。

風変わりなコンサルタントとして日々活動させていただいて
おりますが、たくさんの業界や事業にかかわらせていただいて
いる関係もあり、通常ではなかなか繋がらない人たちを
事業的におつなぎできる機会があります。

コラボレーションと聞くと響きはいいですが、実際には
なかなか形にならないことが多いのです。
形にならない理由は明確で、一言でいえば

「相手の資産をたよりにしすぎること」

この1点につきます。

よく異種交流会などでもあるのですが、自分のネタがないまま
名刺交換だけしておいて、後日お会いすると、

「これしてほしい、あれしてほしい」

のオンパレードで、結局自分が提供できるものが何もないという
パターン。これでは人脈も事業も広がるわけはありません。

コラボレーションの基本は、まず自分が何を提供できるのか
明確にできることにあります。お互いの強みを持ち合って合わせた
ときに1+1以上の何かを生み出すことができるかどうか、そこに
コラボレーションの醍醐味があります。

相手の持つ資産、すなわちお金、人、もの、情報だけを使いたいが
ためにアプローチするのは営業活動というのであってコラボレーション
ではありません。そこを間違えるとコラボは成立しないので、まずは
自分の売り=必殺技をきちんと身につけてからコラボの申し出をするのが
いいと僕は思います。

必殺技のイメージ図

ちなみにコンサル先はいろいろと強みをもっているのですが、それを
うまく伝えられないことが多いため、私のようなハブ役が機能をすることが
多いようです。化学反応でいう触媒的な役割として、事業上の化学反応を
これからも数多く起こせるようにできることを一つ一つ行っていきたいと
思います。

あと、先日のセミナーでおはなしさせていただいた様子が記事に
なっているようです。お時間のある方はこちらをどうぞ。
チャンスがあれば1億円ゲットできる。。。かもです。

http://startbiz.jp/atcl/venture/sbi_bpg_2012.html


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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