24時間テレビの募金額


昨晩から日テレで24時間テレビが行われていた。

小学生の頃、募金箱をもって静岡の募金場所へ
かけつけていたころが懐かしい。

今年はこれまでアナウンサーだった徳光さんが
ランナーとなって会場を盛り上げていた。

ただ、募金額がすごいことになってしまっていた。

過去の募金額の推移は以下の通り。

目次

これまでの募金額

平成22年9月30日現在
全国集計
第 1 回 昭和53年度 1,190,118,399
第 2 回 昭和54年度 727,657,482
第 3 回 昭和55年度 982,293,333
第 4 回 昭和56年度 885,191,232
第 5 回 昭和57年度 605,736,459
第 6 回 昭和58年度 1,036,578,114
第 7 回 昭和59年度 805,085,881
第 8 回 昭和60年度 1,013,429,697
第 9 回 昭和61年度 749,355,128
第10回 昭和62年度 885,465,365
第11回 昭和63年度 787,437,001
第12回 平成 元 年度 662,211,879
第13回 平成 2 年度 806,551,220
第14回 平成 3 年度 883,192,270
第15回 平成 4 年度 957,702,743
第16回 平成 5 年度 853,389,423
第17回 平成 6 年度 788,460,358
第18回 平成 7 年度 1,056,798,341
第19回 平成 8 年度 909,012,004
第20回 平成 9 年度 960,303,779
第21回 平成10年度 908,938,502
第22回 平成11年度 877,487,670
第23回 平成12年度 768,442,030
第24回 平成13年度 846,047,659
第25回 平成14年度 765,705,996
第26回 平成15年度 776,638,125
第27回 平成16年度 719,045,124
第28回 平成17年度 1,000,346,999
第29回 平成18年度 940,682,462
第30回 平成19年度 1,015,442,574
第31回 平成20年度 1,083,666,922
第32回 平成21年度 951,081,316
第33回 平成22年度 974,028,568
総計 29,173,524,055

で、今年の金額は徳光さんがゴールした段階で2億5千万円弱。

もちろん大きなお金であることに変わりはないが、
過去最低額である。

震災が起きてから各地で募金活動が行われており、
日本全体で1500億円以上の募金がこれまでされているので
仕方がないといえば仕方がないのかもしれない。

あと昔からこの特番ですごく気になっていることがある。
この番組で出演されている方々、あれはすべてボランティア
なのだろうか?
あと、番組中CMもたくさん流れているが、そのCMから得られる
収益はどのようになっているのか?

活動そのものがまったく無駄とは思わないし、年に1度くらい
公共の電波を通じてこうした活動をみなでやるということも
いいことだと思う。

ただ、善意を傘にして結局金儲けを行っていたり、タレントの
高額なギャラやテレビ局の職員の給与に化けているのであれば
どうも納得がいかない。

先月、FNS27時間テレビでもボランティア活動で募った人
たちにテレビ局の都合で会場設営の仕事をさせていたことが
大変な問題になっていた。

せっかく良い活動をするのであれば、もっとその目的に準じて
スキームを組んだほうが結果として主催者の株があがると思う。

<今日の記録>
RUN:雨でお休みです。
体重:84.3kg 体脂肪率:21.0%

<今日の食事>
昼:パスタ
夜:うどん+そば+お寿司+ステーキ


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

コメント

コメント一覧 (5件)

  • はい、各地でイベントしている会場の主催者、団体(地域)は、テレビ局にイベント誘致としてお金を払っています
    規模にもよりますが15年前白河市の小峰城公園で24時間テレビの会場になりましたが、200万でしたよ(・_・;)
    ちなみになんでも鑑定団誘致は250万円が相場です。
    あくまでも寄付は番組中に集まったものを指します
    俳優さんたちにギャラはしっかり払われていますよ。正確に言えばプロダクションにです。

    でも昔の話なので今はわかりませんが…

    • 私も昔に聞いた話しですが…

      あの番組で、集まる募金額より、24時間の放送費用の方が高いそうです。

      これは、この番組だけの事ではなく、街頭募金も同じらしいです。

      純粋に困った人への寄付金集めであれば、24時間放送を休み、掛かると予想される金額を寄付したほうが良い。
      っとなってしまいます。

      そもそも、ボランティアとは、その人しか出来ない事を無償奉仕する事であり、募金活動は違うと思っています。
      孫氏や三木氏、ジャキーチェンの震災への寄付は彼らだから出来た最高のパフォーマンスであり、多数の募金者を誘発したことは明白です。

      助け合う気持ちや行動は大切であり、訴求していく事も必要だと思います。

      ただ、それが表に見えなければ、単なる自己満足にしかならないのでは…

      テレビ局には、テレビ局にしか出来ないボランティアをしてほしいものです。

      • 下山さん、

        やっぱりそうなんですね。米国では募金活動を行う団体のレイティングが行われていて、
        実際に集めたお金のうち、何割がその集めた団体の経費として使われ、募金としてどこへどれくらいのお金が使われているのかが分かる仕組みができています。
        以前こちらのブログでも書きましたが赤十字を筆頭にブラックボックスの募金の仕組みが日本には多すぎる気がします。だれでもわかりやすく安心して募金ができる仕組みをきちんと作ることが大切だと思います。

    • けこ姐さん

      コメントありがとうございます!やっぱりそうなんですね。
      せっかく趣旨はいいのに、こうした部分が見えてくると気持ちが冷めてしまいます。。。
      もっと新しい仕組みを作っていった方がいいかもしれませんね。

  • 今となれば、とてもきつい情報ですが、この震災前までは世の中がまだ平和だったから、ピンとのずれている(笑)「平和ビジネス」もなんとなく許されたのかもしれない。宮崎駿監督が言っていました、「もののけ姫やナウシカなど、世の中が安泰であれば、それはファンタジーになるが、今となってはファンタジーにならない。今、どんな作品を生みだしたらいいのか悩むんだよ」と・・・24時間テレビも私たちの成長過程で生み出されたビジネスなのだと思う・・・・だから変わらないとね・・・変化すればいいよね。脱皮は苦しいけど、脱皮しない蛇は死ぬだけ。

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