国家の役割


みなさん、こんばんは。

今日は国家の役割について
少し書きたいと思います。

私たちは日本国という国に所属しています。
住む場所や生存インフラを日本という国から与えられ
そして自分たちの活動から得られた報酬の一部を
納税という形で国に納めています。

ただ、たとえば税金一つみても
国家として十分な機能を果たしているかといえば
そこは甚だ疑問です。
東大や京大などの優秀な大学を出た頭の良い人達が
なぜこうも非効率なシステムばかり生み出すのか
本当に僕には分かりません。

本来、政治や官僚の役割というのは
納めた税金の価値を何倍にもして社会に還元することだと
思います。すくなくともそれができるだけの地頭の良い
人たちが今の国を動かしているはずです。

私達が納めた100円を1万円の価値にする。
それが究極的には彼らの仕事だと思うのです。

ところが現実はその逆。
1万円の税金が100円になってしまう現実が
あるので、皆が不信感を持ってしまうのです。

なぜ様々な権力や特権が与えられているのに
過当競争の中でもまれているような私企業に効率性や
生産性が追いつかないのか。

システムや制度にも問題は多々あると思いますが、
何よりもそこに従事している人の意識そのものに
問題があるような気がしています。

交通手段がどんどん発達し、
コミュニケーション手段が多様化する中で
国家としてのまとまりがどんどん薄らいでいる
気がします。

国家を代替するような、信頼度の高いシステムを
導入する存在が台頭してきたらどうなるのか。

国軍よりも強い私部隊が登場したらどうなるのか。

ビットキャッシュをはじめとした国家統制を超えた
お金が本格流通したらどうなるのか。

国家の役割をその本質から考え直す
そんな時代に突入しているような気がします。

まずは危機感を持つことが大切。
そこからしか人は変われないと思います。

今日はここまで。

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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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