ビジネスプロデューサーの役割


今日のNHKスペシャルでものづくり日本の
復活のために何が必要かというテーマが取り上げられて
いました。

番組のなかでは、今持つ自社技術を公開することで、
中国パートナー企業とのアライアンスを形にして、
その企業が持つ販路を活用する事例や、何十年という
超長期開発投資から得られた新たな素材によって
企業としての新しい道を開拓する事例が紹介されて
いました。

どちらの事例についても共通していることが、
ものづくり日本としての強みをきちんと理解して
それをてこにして次の企業戦略を考えるということ
にあると感じました。

今の日本企業は、韓国や中国企業に押されて、体力が
失われている中で自信までも失いつつあるのかも
しれません。ただ、この数十年で日本企業た培ってきた
日本ものづくりブランドとその背景にある技術力には
相応の価値があります。
こうした技術的な価値とこれからのビジネスのニーズを
組み合わせて新たなビジネスモデルを作ることが今
求められているように思います。

私は、自らビジネスプロデューサーを名乗っていますが
こうした役割を担うべき人材がますます必要になっていると
強く感じています。4大経営資源である、人、もの、金、情報
をうまく組み合わせて新たなビジネスモデルを作っていくこと、
それが自分の役割であると強く感じた時間でした。

日本国内には、お金という単純指標ではなく、もっと見えない
BS上に乗ってこない様々な資産がたくさん眠っています。
こうした隠れた潜在資産に光を当てて、顕在化させていくこと、
そしてそうした仕事に従事されている方々にハッピーになって
いただくこと、それがやりたいことだと再認識しました。

まだまだ勉強不足ですが、できることをひとつづつ着実に
形にしていきたいと思います!


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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