もう一人の自分


朝、起きる前に布団の中で葛藤する経験、
誰にでもあると思います。

「あと5分寝ていたい。」
「でも、仕事にいかなきゃならない。。。」

こういう葛藤の中で、様々な自分と出くわすことが
あります。
ちょうどマンガなどで、頭の上に天使の自分と悪魔の自分が
現れていろいろな理由を本人に言う、あの状態です。

人は何かと理由をつけて自分に都合の良い選択をする動物。

これは朝のこうした場面だけでなく、人生の様々な選択の
場面において起こります。

企業サイドはこの性質をマーケティングに活用します。

人に何かを買わせるために、その理由付けを行うわけです。

「いつもより安いから今買うべき!」
「最後の一つだから今買うべき!」
「これ買ったら痩せられるから絶対にお得!」

などなど様々なメッセージを送り込んで、自分の中に潜む
悪魔に対して、説得材料を与えます。

この悪魔の囁きに耳を傾けてしまったとき、人は決断し
その判断にしたがって行動するわけです。

この悪魔と対峙するための方法があります。

一つは悪魔が囁く前に行動すること。
これは「習慣の力」を身につけることで対処できます。

二つ目は悪魔が囁いていることを客観視できる第三の目をもつこと。
これによって、囁かれている自分がわかり、洗脳されにくくなります。

どちらもなかなか難しいのですが、自分をきちんとコントロール
できるようになると、大きなメリットが得られます。

なかなか難しいのですが、少しずつ自分の考えと行動を俯瞰で
観察する癖をつけることからはじめるといいかもしれませんね。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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