思考を超える


今日も朝からたくさんのミーティングに参加させて
いただきました。

1日に5つ以上のビジネスミーティングを入れると
だんだん思考回路がぼんやりとしてきて、夢の中に
いるような気分になってきます。

最初は疲れからくる現象かと思っていたのですが、
最近はそうではなく、一種のフロー状態に入って
いるのではないかと感じることが多いです。

普段は、理屈で考えることになれているのですが、
ある一点を超えると、それでは頭の中の業務が追いつかなく
なり、通常回路とは別の回路が開いて物事を進めていく
わけです。

マラソンなどでも同じで、数km走った段階からいわゆる
ランナーズハイ状態に入り、数十キロや100kmを超える
距離を走れるようになります。走り初めに感じた感覚の
ままでは到底こうした長距離を走り抜くことはできません。

ぼんやりとしている状態というのは何も考えていないようで
実は直線的な回路から三次元、もしくは時間を飛び越えた
四次元的な回路に入り込んでいるような気がします。
全体を俯瞰で見る状態に入るため、実は個々の明確さが
ぼけてくるというわけです。

認識の抽象度を上げていくことによって、様々な囚われ意識
から開放され、新たな発想が生み出されていくことが多い
ように思います。この感覚、これからの時代には特に大切に
なってくるような気がします。

ただ、この状態のまま仕事を続けると、フロー状態から
覚めた瞬間に猛烈な疲れと眠気に襲われることが多いです。

今日も、もうダメです。寝ます!zzz。。。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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