権利と義務


東電による家庭用電気料金の値上げが現実味を
帯びてきました。

値上げは東電の権利だと主張する経営者のズレさ加減には
びっくりさせられましたが、10%を超える値上げ幅に
なる可能性が大とのこと、普通のビジネスであれば顧客離れ
によって経営が傾く位インパクトのある数字だと思います。

一方で東電では通常通りボーナスも支給される予定とのこと。
一般顧客から見た場合、どうしても納得感が得られないのは
こういう部分にあると思います。
総括原価方式なる摩訶不思議な仕組みで、すべての消費者に
押し付ける方法はフェアではないし、これがまかり通るので
あれば、小学生が社長でも東電は経営できます。

自分たちの利益の前に、日本最大の電力会社としてやるべきこと
があると感じているのは僕だけではないと思います。

東電側に立てば、地震が原因だからという気持ちが根底のあると
思います。自然災害だから自分たちの責任ではないという気持ちです。
もちろん100%東電だけの責任ではないと思いますが、かなりの
部分の責任を追っていることをもっと認識して、優秀なスタッフが
そろっていると思いますので、多くの人が納得する方針を現経営陣
には打ち出していただきたいと思います。

ビジョンと誠意、それが今の東電には決定的に欠けています。

権利を主張するまえに、まず電力会社として最低限の義務を
果たしてほしい、そう強く思います。

<今日の体重>
86.2kg

<今日の食事>
朝:ごはん+納豆+もずくす+味噌汁
昼:おすし16かん
夜:どんぶり+ケーキ2個+チキンバーガー+おにぎり


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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