中庸を生きる


今日も素敵な1日を過ごさせていただきました。

ホワイトデーということで、earthで普段頑張っている
社員の女子達にチョコレートを送らせていただきました。
こうしたものはいただくのも嬉しいですが、贈る時も
なんかワクワクするものです。
ちょっと幸せな気持ちに包まれました!

夜になって、ある方々と会食をさせていただいたのですが、
お話をお聞きしていてずっと感じていたのが、「中庸」という
言葉。いろいろなお話の中で絶えずそのバランス感と中心に
ある軸を感じさせていただいていたと思います。

中庸とは、偏(かたよ)らない心、とらわれない心、こだわらない心
について仏教で表現されている言葉です。
人間には様々な煩悩が働いて、起きているのに心がこうした様々な
想いにとらわれてしまって生きながらにして自分を生きていないと
いう状態に陥ることが多いです。
頭で考えていることは、全て幻想であり、真実ではない。
思考にとらわれることなく、心眼の声を聞いてブレずに生きていく
ことが大切だと思います。

昨日も書いたように世の中には様々な情報が錯綜しており、
その情報から私たちは様々な影響を受け易い時代に生きて
います。情報化社会は一見便利なように見えますが、自分の
心をきちんと掴んでいなければ、社会全体が大きな渦の中に
巻き込まれ、どんどん心を失った人たちが増えていくことに
なります。

思考も一種のエネルギーであり、それが集まると大きな渦と
なって、人々から吸血鬼のようにエネルギーを吸い取り
始めます。洗脳に取り込まれた人にとって、その状態が
孤独から開放される安心感につながり、とても心地よい
状態となります。これは麻薬で自分の感覚を麻痺させて
徐々に健康な状態が犯されていく状態と全く同じです。

世の中には、様々なこうしたエネルギー体の渦が存在していて
その中で勢力争いが行われています。こうした渦に巻き込まれない
一番の方法やすべての事象に対して自らの心を律して中庸を生きる
ことではないかと思います。

一つ一つの事柄に対して思考によって大きな重要性を持たせると
それが自らを縛る結果になります。思考ではなく、その本当の
姿に目を向けて、素直に見て感じること、そしてその自分の感覚
を信じてできることを行動することが大切です。

人間ですから、時には右に行ったり、左に揺れたりすることも
ありますが、日々揺れながらも、その振幅をなるべく小さな
ものにしていきたいものです。生まれた時は誰でもこの振幅は
ゼロのはずですから、いろいろな経験をして、振幅を増加させ
ながらも、人生のある瞬間から逆位相に転じて、死ぬ際にまた
ゼロに戻すことができたら、人生を通じて何かを悟ったという
境地にたどり着けるかもしれません。

そうなれるように日々精進したいと思います。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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