認識とストーリー


世の中にはたくさんの人がいます。

一つの事実に対して、100人いれば100通りの考え方、
感じ方があります。
同じ事実に対して、多くの認識の仕方があり、
そこにそれぞれの感情が生まれ、物事が動いていきます。

自分がある事実にたいして、どのように認識し、考え、
感じるのか、そのくせをきちんと把握しておくことは
とても大切なことです。

習慣の力は大変強く、なかなかこうした認識の習慣を
見抜いて修正することは難しいのですが、もしその習慣が
自分の人生に大きな影響を及ぼしているとしたら、なんと
してもその習慣を改善することが大切です。

習慣を形作っているものは、子供のころからの体験と
その体験に裏打ちされた自分なりの人生のストーリーです。
最近ビジネスでも「物語」を主体とした戦略や販促が取り入れられる
ようになってきていますが、自分の人生でこれまで経験した数々の
ストーリーは私たちの習慣に大きな影響を及ぼしています。

まさにこれが、私たち個人個人の価値観でもあります。

自分の認識の方法をきちんと把握して、その習慣の呪縛から
自らを開放することによって、人生をコントロールすることが
できるようになります。

まだまだ私も自分自身をきちんとコントロールできているか
よくわかりません。ただ、がむしゃらだった20代、仕事に
忙殺していた30代と比べてみると、だいぶ自分を客観視して
コントロールできるようになってきている感じがします。
(幽体離脱できるようになったという意味ではありません。。。)

自分と向き合うことが面白くなってきました。
たくさんの仲間と出来事という鏡に映し出される自分を
素直に見つめながら、新しいストーリーを毎日創造できるって
とても楽しいですし、とても幸せなことだと思います。

こうした状況に恵まれていることに感謝しつつ
1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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