久しぶりの採用面接体験


今日は、ある学校の授業に参加させていただきました。

テーマは採用面接。

大学3年生は、すでに就活シーズンに突入していますが、
これから活動する学生さん相手に、今日は面接官として
模擬面接を実施させていただきました。

通常の模擬面接では、本番さながらの面接シーンを再現
することで場慣れをすることに重点が置かれるのですが、
今回は、面接官がどのような視点で学生を見ているのかを
リアルに伝えるということに焦点を絞りました。

通常面接では、どのように相手に伝えるかに集中する
あまり、面接官の視点というものを意識することは
ほとんどありません。
面接官の視点を疑似体験することによって、改めて採用面接と
いう場で、自分たちが何を伝えなければならないかを悟って
いただくようにしました。

実際やってみると、面接官として参加したメンバーの
息がぴったり合っていて、とても面白かったです。
ほとんど打ち合わせもなく、その場のアドリブで状況が
組み立てられていくのですが、これが後で振り返ってみると
とても自然で、かつ的確な指摘をそれぞれの面接官がして
いるのが本当にすごい!と感じました。
結果的に面接官として参加させていただいた私たちが逆に
いろいろと面白い体験をさせていただく時間になってしまいました。。。

学生さんとの質疑応答が終わって、学生さん役が退席した後、
面接官たちの繰り広げる様々な討議や雑談をリアルに再現することで、
企業が求める人物像や採用する際の判断基準を、座学やマニュアル
ではなく一緒に体感するというスタンスでお伝えできたかと思います。

この、教える側、教えられる側が、一緒になって体験しながらともに学ぶ
という姿勢はこれからの教育の一つのキーポイントになってくると
思います。

知っている人がただその知識を教えてペーパーテストで確認をする
という知識偏重型の教育システムがどんどん変わっていく、そんな
学びがありました。
学ぶ側、教える側がともに学び成長する、そうした教育のシステムを
新しく創造できたら素晴らしいと思います。

こうした素晴らしい気づきを与えてくれた、チームE○○○○○の皆さん、
参加していただいた学生の皆さん、本当にありがとうございました!


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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