あと一歩!


昨日のトピックの続きになりますが、人の限界って、
結局は自分で決めてしまっているように思います。

有名な話ですが、100メートル走でしばらく10秒を切れない
という時代が続きました。
医師やアドバイザーなどは物知り顔で人の骨格などを考えると
10秒の壁を破ることは不可能などといっていました。
ところが1968年にジムハインツによってその壁が破られると
それから次々と10秒の壁を破る選手が現れました。
最初のうちは高地記録などといってごまかしていましたが、
1983年にカールルイスが平地で9秒台を出すと、平地でも
つぎつぎに9秒台の記録が出始めました。

結局人の想いがそのまま現象となって現れています。

人の人生でも同じで、これでもうだめだと思った瞬間に
その想いが実現してしまい、本当に現実にだめになる。
でもどんなに追いこめられていても、必ずどうにかなると
考えて一歩駒を進めることによって、大きく現実が打開
されるということがよくあります。

ある経営者の方は「悪あがき」を信条としていました。
どうしようもなく追いこめられていても、そこで自分が
できることがないかを徹底的に考えて、最後まであがく
そのあがいた結果、次の道が開けるということです。

ウルトラマラソンでも同じです。
もう足が動かない。だめだと思った瞬間にどちらかの
足が止まるわけです。でも苦しいと思っても、あと
一歩、あと一歩と足を交互に前に出していけば、
しばらくするとまた新たなペースが生まれて走り
続けることができるようになります。

本当に悩んだり、苦しいと思ったときにこそ、
私達は試されています。そのときに「あと一歩」を
踏み出すことができるかどうか、そこに大きな分岐点が
あるように思います。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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