ミッション=使命の大切さ


今日は終日外出先のクライアント企業でその会社の
商品や今後展開するサービスについていろいろと討議
させていただいた。

その会議を通じて、商品やサービスの先にある会社としての
ミッション=使命をきちんと確認することの大切さを再認識
させられた。小手先の奇をてらったものを求めるのではなく、
その会社が何のために商品、サービスを開発し、どのように
それを世の中に認知させていくのか真摯に考えることが
とても大切である。

会社が長く存続していくためには、必要に応じて変化していくことが
大切である。
もっと言うと、「生きる」ということは「変化する」ことの連続であるとも
いえる。「変化」をし続けることで、人は「成長」するからだ。
変化をしなくなった生物は、死に近づいていくことになる。

会社も同じで、世の中の変化に合わせ、会社という器を使って何を
するのかを考え、規模を拡大していくこと(ケースによっては規模の拡大が
求められないこともあるが。)によって、変化することを義務付けられている。

今の世の中、お客様の求めているニーズや、経営環境の変化のスピードが
恐ろしく早くなっている中で、その状況を的確に捉え、会社としてどういう方向へ
向かうのか意思決定をして進んでいかなければならない。

ただ、変化をするということはとても大きな勇気がいる。
この変化を決断しようとするときに邪魔になるのが
過去の「成功体験」だ。実際、環境が変わっているにも
関わらず、過去の呪縛から逃れられず、落ちぶれていく会社が
世の中にはたくさんある。

世の中の変化のスピードは速い。
でもその変化に対応するための決断をするには勇気がいる。
この時に必要となってくるのが、会社としてのミッション=使命だ。
会社として何を求めていくのか、何のために仕事をしているのか
その明確な軸をもっていれば、そのベクトルにあっているかどうかで
判断ができるようになる。

最近は企業だけでなく政治家のリーダーシップ不足がささやかれているが、
そこに僕はミッションや会社としてのポリシーを見出すことができない。
また、最近、本屋のビジネス書の棚には
「●●で成功する」とか「●●でお金持ちになれる」とかいった本がたくさん
出ている。ネット上では情報起業なるこれまた虚業の最たるもののような
うさんくさい情報が流通し、テレビを見ていても本質的な内容ではなく、
視聴者受けを狙ったような番組が本当に多くなってきている気がする。
僕は、こうした目先の利益やオーナー経営者、独善的な政治家のエゴが
見え隠れするような施策からは本物は生まれないし、一時的な効果は
あっても長続きはしないと思う。

「ミッション」とは、会社が自分達の事業を通じて、世の中にこんな風に
貢献したいという想いそのものである。お金持ちになりたいとか有名に
なりたいというような私欲を満たすような目標より、
「世の中のためにこんなことをしたい」とか「世の中をこういう方向へ変えたい」と
いった大義をもっている方が、結果として勇気ある決断を下すことが
できるし、これからの世の中で永続していく本物の力を持つことができる
のではないだろうか。

<今日の記録>
RUN:雨でお休みです。
体重:84.8kg 体脂肪率:20.8%
カロリー:+2500-1800=+700

<今日の食事>
朝:おちゃづけ
昼:サンドイッチ+カレーパン
夜:スナック菓子+プリン

。。。。ちょっとやばいですね。この食生活。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • カエルに成らないオタマジャクシは次第にひからびて田んぼでお亡くなりになって行きますものね・・・伝統も護るためには革新的に変化しなくてはですものね。ただ坊のいつもながらブレない姿勢は気持ちがよいです。しかし、やはり食生活が・・・夕飯はこれ...夕飯と言えるのかしらん(苦笑)チェックしてますから(笑)

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