当たり前が有難い


今日は午後3時ごろ、海江田経産相が記者会見で
大規模停電になる可能性があると話しをしたことを
きっかけに、都内で一斉に帰宅ラッシュが起こった。

ちょっとだけ日常のシステムが変わるだけでこの騒ぎである。
こうした光景を俯瞰で見ると、当たり前に日常で行われている
ことがどれだけ貴重なことか本当に実感させられる。

ありがとうは「有り難う」である。
有難い=なかなか日常ではお目にかかれない
有難いことに心から感謝の意を示す言葉である。

私達は、あまりに便利で当たり前化された日常に慣れきって
しまい、本来であれば「有難い」ことであるにも関わらず、
いつのまにか感謝の心を失ってしまっている気がする。

電気一つをとってみても、本当に有難いものなのである。
その電気を命がけで守ってくれている方がいる。

●「使命感持って行く」=電力会社社員、福島へ-定年前に自ら志願
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011031600093

福島第1原発の事故で、情報提供の遅れなど
東京電力の対応に批判が集まる一方、
最悪の事態を避けるため、危険を顧みず作業に
当たる同社や協力会社の社員もいる。

地方の電力会社に勤務する島根県の男性(59)は、
定年を半年後に控えながら、志願して応援のため
福島へ向かった。

 会社員の娘(27)によると、男性は約40年にわたり
原発の運転に従事し、9月に定年退職する予定だった。
事故発生を受け、会社が募集した約20人の応援派遣に応じた。

 男性は13日、「今の対応で原発の未来が変わる。
使命感を持って行きたい」と家族に告げ、志願したことを明かした。
話を聞いた娘は、家ではあまり話さず、頼りなく感じることも
ある父を誇りに思い、涙が出そうになったという。

 東京電力側の受け入れ体制が整った15日朝、
男性は自宅をたった。特別なことにしたくないと考えた娘は
見送りはせず、普段通りに出勤した。

「最初は行ってほしくなかったが、もし何かあっても、
自分で決めたことなら悔いはないと思った」と話し、
無事の帰宅を祈る。

 男性の妻(58)は「彼は18歳の時からずっと原発の
運転をしてきた。一番安全なものをやっているという
自信があったんだと思う」と話す。
出発を見送り、「現地の人に安心を与えるために、
頑張ってきて」と声を掛けたという。
(2011/03/16-05:16)

こうした想いに心から「有り難う」と感謝したい。

<今日の記録>
RUN:5km(今月170km 今年870km)
体重:82.8kg
体脂肪率:19.8%
摂取カロリー:2000
消費カロリー:▲2150
合計カロリー:▲150(累計17,350)

<今日の食事>
朝:うどんナポリタン
昼:パン3個
夜:たこやき10個


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

コメント

コメントする

目次
閉じる