今回の震災の映像を見ていてふと感じたことがある。
津波に流された住宅の跡地を見ると、基礎の一部が
残っているだけで、あとは何も残っていない。
結局、人が財産と呼んでいるものは、全て地球から
与えられたものであって、それをそれぞれが勝手に
「自分のものだ」と主張して持っているという幻想を
抱いているに過ぎないのではないか。
良く言われることだが、自分が死んだときにお墓に
一緒に持っていけないものは、本当の財産では
ない。どんなにいろいろなものを持っていても
最後は必ず地球に返すことになる。
でも、一つだけ持っていけるものがある。
それは、自分の経験=思い出=記憶である。
あの世がどうなっているか死んで見ないと分からないが
もし意識が残っているのであれば、自分がこの人生を
通じて培った記憶も持っていくことができるのではないか。
今、被災地において、パソコンのハードディスクの復旧作業を
行う会社にたくさんのHDD復旧依頼が舞い込んでいるらしい。
家やお金を失っても、家族や大切な人との思い出の写真だけは
なんとかしたいと強く希望するからだ。
被災者の思い出をリカバリーするために一所懸命に作業する
人たちの姿を見ながら、改めて自分にとって本当に大切な
ものは何かを考えさせられた。
<今日の記録>
RUN:お休みです。
体重:83.0kg 体脂肪率21.3%
カロリー:+4000-2000=+2000(累計▲18190)
<今日の食事>
朝:ごはん+コロッケ
昼:飲茶バイキング
夜:なし
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