ブレイクスルー思考


今日は楽しい仲間の飲み会がありました。
久しぶり!?に、酔っ払いましたが、いいお酒を
飲むことができました!

さて、あるメルマガを読んでいたら、以下のような記事が
書かれていました。

「福井県は年間で250億円の原発補助金をもらっている。一方で、日本は石油・石炭・
ウラン・天然ガスのエネルギーのために、23兆円も1年間に支払っている。47都道府県
で割ると5000億円が1つの県で回る。どっちが安全で、得をし、雇用が増えるか?」

この発想、とても大事だと思います。
実現可能性を論じる前に、もっと大きな視点で物事を俯瞰の視点でとらえ
そこに大きな考え方を転換するポイントがないかどうかを考えてみるという
ことです。
たしかに、年間5000億という予算が各県に投じられてそれぞれの県で発電に
ついて施策を毎年行っていったら何かできるのか、何年で日本はエネルギー
自給率100%ということが実現できるのか、まずは考えてみるということです。
実際には様々な制約条件があり、非現実的な案となるかもしれませんが、
それでもこうした仮に○○ならば。。。という視点から新たな発想が生まれたり
積み上げ式では生まれなかったソリューションが見出されたりするケースは
とても多い気がします。

夏に入る前は、あれほど騒がれていた電力の需給問題についても、
ほとんど取り上げられていません。
最たるものとして、大飯原発が挙げられます。
再稼働して118万キロワット発電料を増やしたと言っていますが、
その代わりに止めた8基の火力発電所は約384万キロワットです。
たしか再稼働の理由は電力需給が逼迫するからという話だったはずです。
結局、電力は十分にまかなうことができたのに、電力会社がそれでは
コスト高で利益が確保できないという理由で、原発を再稼働したということが
明らかになったといえます。

こうした事実を報道機関はきちんと報道して、行われていることの
検証をきちんとしていただきたいものです。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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