クレーム対応


今日も暑い日曜日でした。

今様々な事業に携わっている中でお客様から
クレームのご連絡を頂戴する機会があります。

クレームの内容は実に様々ですが、共通していることは一つ

「お客様の期待値よりも低い対応をしていること」です。

お客様から見た場合、期待を裏切られたと感じた場合、
黙ってその商品を返品するか、サービスを受け取ることを
拒否すれば良いだけです。
クレームを言っていただくということは、わざわざお客様が
自分の時間と労力を使って、事業者に対してその内容をお伝え
いただいているということに他なりません。

クレームを最初に受けた段階では、お客様も感情的になっている
ことが多いので、ひどい言葉などを投げかけられるかもしれません。
もちろんそれは対応する担当者にとっては大変なことだと思います。
でもその言葉の裏にあるお客様の本当のお気持ちにフォーカスをして、
それを正しく引き出すこと、それがクレーム対応ではとても大切です。

お客様が怒っているのであれば、何に怒っているのかを正しく把握する。
その上で、期待を裏切ってしまったことをきちんとお詫びしたうえで、
怒っている原因を解決できる具体的なご提案をさせていただく。

最初の事実認識を間違えたり、期待を裏切ったことに対する謝罪なく
言い訳ばかりをするのでは、お客様としても挙げた手を下ろすことが
できません。

クレームで投げかけられている言葉は、お客様の高い期待の裏返しと
認識し、安易なご返金などで逃げるのではなく、お客様にとって本当の
解決策はなんであるのか、そこにフォーカスして気持ちを込めて対応
すること、それが大切だと思います。

クレームはお客様からの大切なメッセージですからね。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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