仕訳作業に没頭


今日は朝から数字と格闘した一日でした。
今、たくさんの会社に関わらせていただいていて、
コンサルの他、数字面でのサポートなどもしているのですが、
毎月月末からこの10日位までの間に5社分の月次決算を
行う必要があり、いつもこの時期は数字に追われています。

昔から数字を扱う仕事が多いのですが、この仕訳作業は
まずはとにかく一つ一つの仕訳を起すことから始めなければ
なりません。簿記の資格はもっていませんが、慣れもあるせいか
だいたいの仕訳については自然に登録できるようになっています。

この入力をしている中で、実は見えてくることがたくさんあります。
単なる仕訳入力作業だと思っているとなんの面白みもないのですが、
一つ一つの仕訳はその会社の取引を意味していますので、その背景を
考えながら作業をするといいブレストができます。
すべての仕訳を入力し終わった後で、すぐに気づいたことをまとめて
事業計画のメモに記載をしておくようにしていますが、本当にたくさん
の気づきを得ることができます。

仕事って、全てそうだと思うのですが、単なる作業として実施すると
これほどつまらないものはありません。学生時代に時給の高さでやった
印刷会社の仕事があるのですが、それはとても苦痛なものでした。
ひたすらベルトコンベアで流れてくる印刷物を機械で梱包するのですが、
仕事のペースをコントロールすることもできず、ひたすら自分自身が
機械となって作業をしなければならないのです。私にはどうもこうした
仕事は向かないようです。

その仕事から学べること、分かることに意識を向けて、そこから
学習し続けること、それが仕事を楽しめる一つのコツかもしれません。

先月分の月次作業もあと少しですので、頑張りたいと思います!


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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