善意の心


以下の記事を読んでいただきたい。

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ジョナサン・スタークは、それをかなえてくれるシステムを実験中だ。
スターバックスで、コーヒーを飲みたくなったとき、
自分のiPhone(携帯)に、ジョナサンのスターバックスカード支払い用アプリが
ダウンロードされていれば、彼の(スターバックスカードの)支払いで、
コーヒーがただで飲めてしまうのだ。

そして、このアプリは、彼のウエブサイトから、誰でもダウンロード
できるようになっているのだそう。

ジョナサンがこのシステムを思いついたのは、「Take a penny, leave a penny」といって、
日本のスーパーなどにもある、1円玉を、いらない人は寄付し、支払いに足りない人が
そこから使えるというものとのことだ。
彼はもともと、携帯での、物品の支払いシステムについて興味があったという。

7月当初、友人のために、自分のスタ-バックスカード支払い用アプリのIDを
公表し使わせたところ、面白いことを発見した。

ある日数を経過すると、チャージされていた料金は、減ったり、
すべてなくなるのだが、すると、誰かがチャージし、気が付くと、
スターバックスでは、常にこのカードから支払いができる状態が続いている。
これを面白いと思ったジョナサンは、不特定多数の匿名の人に向け、
同様の実験をすることを試みた。

結果は、ジョナサンの想像を遥かに超えて良いものになったそうだ。
この記事が掲載された8月8日のインタビュー内容では、当時点の、
スターバックスでの購入者は326名、アプリへの入金者は179名で、
入金額はおよそ3,664ドル(約278,464円)だった。

本当の支援はこれから
今回の実験について、彼は次のように語っている。
「初めは、購入者と入金者の割合が、10対1くらいかと思っていたので感激です。
パターンがあるのに気が付いたのですが、ある程度まで溜まり、その後大きい支払いが来ます。」

また
「iPhonを買える人たちに、たった5ドルのコーヒーをおごるというアイデアも、
どうかと思いました。でも、これと同じような’ドラッグストア版’ができて、
高齢者への支援や、ペットの飼い主へのサポートなどに発展させられたら
よいとも考えています。」

と、希望をのぞかせる。

この実験は、インターネットを通じて急速に知れ渡り、8月8日現在では、
10,000ドル(約7,600円)もの入金も確認されたそうだ。
元記事の執筆者は、この実験がどこまで拡大・成功し続けるか、楽しみにしたいという。

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人の善意の心ってすてたもんじゃないと思った。
今、新しい募金の仕組みをいろいろと考えているが、
この実験もその大きなヒントになると思う。

<今日の記録>
RUN:22km(今月40km 今年2465km)
体重:82.5kg 体脂肪率:19.5%

<今日の食事>
朝:トマトジュース+バナナ
昼:スパゲティ+たこ焼き
夜:スパゲティ


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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