多くの視点でものごとを観る


コンサルの仕事をしていると実にさまざまな
相談が舞い込んでくる。
その相談に対して、ストレートに回答をしてしまうと
相談された経営者の方の想いをないがしろにしてしまって
結果として仕事を失ってしまうケースが発生したりする。

こうしたときに大切になるのが、相談相手の背景を読み取る
という視点だ。100人いれば100通りの背景があり、その背景
によってビジネスにおける答えはいくらでも変わりうる。
そうした与件をきちんと確認しないまま、正論だけを振りかざしても
何の解決にもならない。それどころかコンサルタントとしての
信頼を失う結果にもなりかねない。

このことはコンサルだけではなく、コミュニケーションを他人と
行う上で、必ず考えなければならないことだ。
人それぞれそれまで培ってきた経験が異なるし、その結果
考え方や受ける感情などもすべて異なる。
それを前提として相手の立場を尊重した上でお話をするのと、
ただ、自分の意見や考えを相手に伝えまくる行為とでは
大いにその後の結果が異なってくる。

なるべく多くの方に接し、さまざまな考えを理解できる視点
を持つこと。そのためには、どんどんいろいろな方とお会いして
さまざまなトピックの話をしたり、さまざまな分野の書籍を通じて
その視点で考える目を養うことがとても大切である。

コンサルタントという仕事は、実にさまざまな方とお会いして
いろいろなジャンルの仕事を経験できる僕にとっては天職の
ような仕事である。

今日も、すばらしい方とまたお会いできた。
こうした出会いを日々重ねていきたい。

<今日の記録>
RUN:10km
体重:84.0kg 体脂肪率:20.1%

<今日の食事>
朝:トマトジュース
昼:ハンバーガー
夜:カツカレー


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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