全てはつながっている


みなさん、こんばんは。

僕の中では、般若心経と量子力学の世界が
頭の中で重なっているんですが、
それは、どのような解像度と抽象度で
世界を見ているかということに帰着します。

量子力学論でアインシュタインと激論を
交わしたボーアは次のように表現しています。

世界は、流れの中の渦のような構造を
もった波動を考えればよい。

相対論と量子論は、次の点で一致している。
世界を分割不可能な全体として見なければならぬこと、
すなわち全体の中では、観測者や観測機器まで含めた
あらゆる部分が浸透しあい結びあって一つの総体を
なしていることを示している。

流動運動する分割不可能な全体性と呼ぶのが最善であろう。
事物より流れのほうが、ある意味で基本的存在である。
『事物』は『流れの中』で生成・消滅するものと見られる
からである。

『流れ』においては、精神と物質は互いに分離した実体
ではない。
それらは、分断されぬ一つの全体をなす運動の異なる
二側面である。
存在のどの側面も互いに他から分割されないと考える
ことができるようになる。

これを突き詰めていけば、結局物体も精神も一つであり
世界も私も一つであることがわかります。
それを勝手に私達の意識がここまでが私でここから先が
他人、他物と区別して認識しているのだと思います。

結局は自分の意識によって
みずからの世界は作られているように思います。
その意識の解像度、抽象度、具態度をどれだけ
変容させられるかによって、
その人の世界が人生の中で変化するのだと思います。

今日はここまで。

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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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