マニフェスト


今日、民主党のマニフェストが発表されました。

その要旨は下記のようなものです。

【環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)】
国益の確保を大前提として、守るべきものは守りながら、TPP、日中韓FTA(自由貿易協定)、
東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を同時並行的に進める。

【脱原発】
2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入
核燃料サイクル事業の本質的な必要性、技術成立性、社会的受容性などを一から見直す。

【消費税・経済対策】
消費税は全て社会保障の財源に充て、同時に低所得者対策などを講じる
政府・日銀一体となり平成26年度のデフレ脱却を目指す。

【年金】
公的年金制度の一元化、最低保障年金の創設
歳入庁の設置、マイナンバー導入に取り組む。

【高齢者医療】
後期高齢者医療制度は廃止し、75歳以上の高齢者は国民健康保険に加入。

【国会改革、行革】
(次期通常国会において)衆院の議員定数を80(残り75)
議席削減するとともに、参院の議員定数を40議席程度削減することを目指す
「行政改革実行法」を制定し、国家公務員退職者の独立行政法人などへの天下りを厳格に監視。

【外交・安全保障】
動的防衛力の強化
在日米軍再編に関する日米合意を着実に実施
特に海洋分野で日中間の意思疎通を図る▽拉致問題の解決に全力。

なんともぼんやりとした内容のマニフェストになりましたね。

前回の選挙では、数値目標やスケジュール(工程表)が明記されていて
検証がしやすいものでしたが、その数字があだとなり、野党から突っ込まれ
ほとんど公約が実現できていないことを測定する指標となってしまったことから
このようなマニフェストに成り下がってしまったのでしょう。

残念ですね。

まず、民主党は前回のマニフェストで掲げた内容について、どうだったかを
きちんと論じ、そこから次になにをすべきかを論じる必要があるはずです。
過去の反省がきちんとできない政党に、期待できることはありませんから。

解散を決めてからの野田首相の歯切れが良かっただけに、期待はずれの
マニフェストとなったことに少しがっかりしました。

他党には是非もう少しましな公約を掲げてほしいと思います。

<今日の運動>
RUN:16km(今月累計304km!月間300km目標クリアです!)

<今日の体>
体重:87.0kg
体脂肪率:22.0%

<今日の食事>
朝:やさいスープ
昼:ハンバーガー
おやつ:クッキー
夜:やさいスープ


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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