調べることと考えること


今日も暑い1日でしたね。
僕はよく有楽町の国際フォーラムを打ち合わせで
使うことが多いのですが、今日も6時間位ずっと
国際フォーラムにいました。

この季節、国際フォーラムの中にいると冷房が
聞いていてとても快適なのですが、今日は偶然
座った席が冷房の風が出てくる場所の真下だった
せいか、途中から寒くなり、この暑さにも関わらず
極寒体験をすることになりました。
そのあと銀座へ出たのですが、温度差にやられ
見事にダウン。。。。
冷房の効きすぎには注意しましょう。

仕事柄よく僕は調べものをすることが多いのですが、
世の中でこの調べることを考えることと勘違いしている
人が多いことによく驚かされます。
ある企画について考えてほしいと依頼をした時に、
ネットや書籍で調べた結果をレポートにまとめて
報告する人がとても増えているのです。
大学のレポートや何かの調査であればそれでいいのですが、
ビジネスの企画では、こうしたただの寄せ集めの情報は
何の役にも立ちません。

大切なことはこうして収集したリサーチ情報から
自分なりの視点を通して仮説を立てること、そして
それを様々な角度から検証してみて、その確度を考え、
成功精度を高めていくことが求められます。
調べただけの情報の寄せ集めは、たんなる情報の集合体であり
そこに付加価値はありません。たとえ間違っていたとしても
自分なりの考察をかけていくことが大切だと思います。

今の時代、調べるだけであれば小学生でもできます。
大切なのはそこから何を生み出すか、その瞬間が一番ワクワク
しますし、自分が存在している意義を発揮できる場面なのだと
思います。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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