67回目の終戦記念日


今日は8月15日。終戦記念日ですね。

毎年終戦記念日には、たくさんの戦争に関する番組が
特番として報道されます。今日もNHKなどで様々な番組が
放映されていました。

すでに終戦記念日も67回目。戦争体験者が高齢化するに
ともなってどんどんそのリアルな記憶が世の中から失われつつ
あります。
映像でしかこうした体験が見れないという時代には、そこから
得られる情報は映画やドラマと同じレベルになり、結局リアリティが
どんどん薄くなります。そうした中でゲーム感覚で物事を考えると
重大な判断をしなければならない局面で、リアルな感情・感覚という
センサーが働かず、結局大きな判断ミスを犯すことになりかねません。

今日NHKの番組で日本が引き際を誤ったという史実の検証番組が放映
されていました。当時の軍部を中心に、自分のメンツや建前のために
判断を誤り、賢人たちの努力も虚しく最後の最後まで武力で抵抗すると
いう流れに落ちいってしまったとのことです。
その誤った判断の何名かは戦後の裁判で死刑となりましたが、自らが
死んだところで、その判断の被害にあった人たちの命は帰ってきません。
結局だれもそうした判断の責任をとることはできないのだと思います。

リアルな感覚が失われていく中で、記憶の中の戦争だけで重大な判断を
国のリーダーにはしてほしくないですね。
一つの判断によって、たくさんの命が救われることもあれば、
多くの命が犠牲になるということを、その立場に立った人には是非
心得てほしいと思います。

平成24年8月15日
戦争で亡くなったすべての日本人に追悼の意を表し黙祷をささげます。

最後にどうでもいい話ですが、67回目という数字にちょっとだけ
惹かれている自分がいました。。。。

67・・・・6+7=13・・・・(*゚▽゚*) 
あー\(◎o◎)/!すんません。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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