41歳最後の日


明日が誕生日であるから、今日は41歳最後の日。

あまりアラフォー世代だという自覚を持つことができず、
頭の中はなんとなく中学2年位で止まっている。
たくさんの知識を学び、経験値を積んでいるので、
少しは世渡り上手になったと思うが、好みや価値観
みたいなものは中学時代とほとんど変わっていない。

自分が中学生のとき、41歳といえばすごいおじさんに
感じたのだが、実際に自分がなってみると、そう
感じないから不思議なものだ。

昔の大人はもっと大人びていたような気がする。
20歳でも落ち着いていていわゆる「大人の人」と
いう感じたがしたものだが、今では40歳位がちょうど
そうした「大人の人」という感じを受ける最適な
年齢のように思える。それだけ大人の精神年齢が
低下しているということなのだろうか?

人間の細胞は不思議なもので、一定期間の間に
体中の細胞が入れ替わる。たとえば、早いところ
でいえば胃のじゅう毛。これは1日で入れ替わって
しまうくらい新陳代謝が激しい。
脳細胞は1ヶ月で全体の40%ほど、肝臓は1ヶ月で
96%が入れ替わってしまうのだ。
絶えず新しい組織が生まれているにも関わらず
同じ姿でいられるのは、遺伝子がそのような
設計図を持っているからで、すべての細胞は
その設計図に従って作られる。

ということは遺伝子をきちんと操作することが
できれば極論でいうと若いままで入れるという
ことになる。少なくとも感覚の一部は中学時代
から変わっていないのだから、それと同じことが
他の部位でも可能なのではないか。

なんてことを考えているうちに、42歳になって
しまいそうだ。
毎年こうして歳を重ねているという自覚こそが
きっと最大の自分に対する洗脳効果となって
肉体的にも精神的にも老化現象を促進する
エネルギーとなっているのだろう。

いっそのこと今年から41歳のままで貫いて
みよう。。。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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