[34日目]レース後遺症


34日目。

昨日、CCCレースから
部屋に戻ってきて
床に倒れ込んでしまい
そのまま眠ってしまった。

起きたのは午後2時過ぎ。
かれこれ10時間近く
一回も起きることなく
眠っていたことになる。

疲労と熱から、悪寒がとまらず
体中が痛くてたまらない。
熱のせいか、頭がぼーっと
している。

このままではまずいので
湯船にお湯をためて
そのまま身体を突っ込む。

一気に身体が温まり
少しだけ寒気が収まる。

身体についた泥を落として
身軽な服装に着替えてみる。

身体はしんどいが、
とりあえず食料と薬を
購入しないことには
この状態から脱却できない。

ふらふらではあるが、
昨日のレースの最後に比べれば
いくらかましではあるので
そのまま歩いて町中まで
行ってみる。

今回のツアーでは
解熱鎮痛剤は持ってきて
いないので、町の薬局で
症状を説明して処方してもらう。

DAFALGANという
解熱鎮痛剤を進められて
そのまま購入。

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解熱鎮痛剤のようで
とりあえず購入して
その場で水をもらって
飲んでみた。

薬局の向かい位にある
大きめのスーパーで
ペリエ1litreのペットボトルを
6本購入。
一本あたり約50円という激安ぶり。
これには正直驚いた。

あとヨーグルトを12パック。
果物、チーズ、肉、レトルトの
ボロネーゼとクスクスを購入。
少々重たいが、ゆっくりと
自室まで歩いて戻った。

帰宅してからすぐに
まずは大量の水分をとる。
さらに、ヨーグルトと果物を
混ぜてそのまま胃に流し込む。
チーズ、肉、炭水化物は
まだ無理なので、とりあえず
冷蔵庫へ保管。

で、もう一度、先ほど購入した
薬を飲んで、ベットに入った。

ベットの中で、ふと
もしこれがレンタカーだったら
やばかったことに気付いた。

ちゃんとしたベットで休息を
取れることに感謝しつつ
トラブルだと思っていたことが
実はすべて必然で必要で
ベストなことだったと実感。

そんなことを考えながら
再び眠りに落ちた。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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