昨年、起業に必要な事業計画書を
まとめるための書籍を出版させて
いただいた。
ドリームゲートさんから声がかかって、
11名の専門家さんたちといっしょに作り上げた
大作だが、結構評判が良いようで、
先日増刷も決まった。
この本では、あくまで事例にこだわって、
今まで事業計画を書いたことの無い人でも
添付されているCDに収録されている事業計画の
リアルなサンプルをコピーして使うことで、
無理なく事業立案ができるようにしている。
この本の中では書かなかった大切なことがある。
それは、起業には「タイプ」があるということ。
僕の中では大きく4つのタイプがあると
思っている。このタイプをごちゃごちゃにして
いると、自分の性格と合わない形で仕事を
進めなくてはいけなくなるので、苦労することが
多いだろう。
例えば、考えるよりも行動がまず優先という
タイプの人は、事業計画を密に考えるよりも、
まず直感に従って、さまざまな行動をする。
そのトライアンドエラーのスピードが強みで、
その活動の中で勝ちパターンを見つけて
いくのだ。
営業出身者に多いこのパターンは、
事業は立ち上がりやすいが、組織化する
段階に大きな壁がある。
年商1億円くらいまでであれば、これで
いいが、100億を目指すのであれば、
この手の経営者は自分が成長するか、
もしくは次のステージを任せられる
優秀な経営者を見つけておくべきだろう。
その他の起業タイプについても、これから
少しずつ紹介していきたいと思う。
では、また。
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