私たちには所有欲が
存在する。
所有することで
自分の生存が守られ
自分の存在が証明でき
自分が生きていることを
実感できるからだ。
でもこれは幻想でしかない。
実際には所有することで
上記のものは得られず
また新たな所有に走ることになる。
よく考えてみればわかることだが
この世の中に
自分だけのものなど
何一つない。
全ての物質は
地球と太陽によって
創りだされたもの。
所有者をあえてつけるならば
ガイア=地球だ。
土地の売り買いなど
本当にナンセンス。
土地は本来誰のものでもない。
そこに権利だの価格だのを付けて
勝手に人間が取引しているだけだ。
所有という概念があるから
戦争だって起こる。
地球全体を俯瞰するスタンスで観れば、
誰のものであるかは問題ではないはず。
国境に行っても線はひかれていない。
海の上であればなおさらだ。
領土、領海、領空、
すべては人間が勝手に決めた
決めごと。
動物も植物もそんなことは
考えていない。
空気だって、水だって
すべて地球と太陽から
与えられているんだ。
そろそろ所有という概念から
卒業するべき時が
来ているのではないだろうか。
今来ているシェアという概念が
どんどん広がっているのも
そうした本質の理に気付いている
人たちが増えていることの
表れだと思う。
今日はここまで。
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