起業のタイプ


昨年、起業に必要な事業計画書を
まとめるための書籍を出版させて
いただいた。

ドリームゲートさんから声がかかって、
11名の専門家さんたちといっしょに作り上げた
大作だが、結構評判が良いようで、
先日増刷も決まった。

100000009002098615_10204_001

この本では、あくまで事例にこだわって、
今まで事業計画を書いたことの無い人でも
添付されているCDに収録されている事業計画の
リアルなサンプルをコピーして使うことで、
無理なく事業立案ができるようにしている。

この本の中では書かなかった大切なことがある。
それは、起業には「タイプ」があるということ。

僕の中では大きく4つのタイプがあると
思っている。このタイプをごちゃごちゃにして
いると、自分の性格と合わない形で仕事を
進めなくてはいけなくなるので、苦労することが
多いだろう。

例えば、考えるよりも行動がまず優先という
タイプの人は、事業計画を密に考えるよりも、
まず直感に従って、さまざまな行動をする。
そのトライアンドエラーのスピードが強みで、
その活動の中で勝ちパターンを見つけて
いくのだ。

営業出身者に多いこのパターンは、
事業は立ち上がりやすいが、組織化する
段階に大きな壁がある。
年商1億円くらいまでであれば、これで
いいが、100億を目指すのであれば、
この手の経営者は自分が成長するか、
もしくは次のステージを任せられる
優秀な経営者を見つけておくべきだろう。

その他の起業タイプについても、これから
少しずつ紹介していきたいと思う。

では、また。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

コメント

コメントする

目次
閉じる